4つのポイントで集客攻略!リストマーケティングのメディア戦略とは?
今回は、リストマーケティングにおいて今後あなたが集客に困らなくなるための戦略として、リストが集まるメディアの作り方4つのポイントを解説します。
ここに関しては、僕のクライアントをはじめ、結構多くの方が悩まれている印象を受けていますので、今回はこの部分に特化して深堀りして解説してみようと思います。
今回の解説は、リストマーケティングを始めてみたはいいものの、「思うようにリストを集めることができていない」という方の多くが陥りやすいところでもありますので、ぜひあなたのお悩み解決にお役立てください。
目次
リストリッチとリスト貧乏を分ける4つのポイント
世の中のリストマーケティングを行っておられる方には、リストリッチとリスト貧乏の2種類が存在しています。
字の如くですが、リストリッチと呼ばれる側の人は、自身のメディアにアクセスが大量にやってきてリストが毎日面白いように集まるような人のことです。
他方、リスト貧乏と呼ばれる側の人は、毎日毎日いくら記事を更新しても、全然アクセスがやって来ずリストも獲得できないような、リスト集めに苦労しているような人のことです。
じゃあ、あなたはどちらを目指したいかといったら、当然リストリッチのほうでしょう。
ということで、今回は、あなたがリストリッチになるために、どのようなことを意識して行っていけば良いのかということを具体的に解説していきます。
で、リストに困らない人、リストが大量に集まって来るような人には、やはりそれなりの明確な理由が存在しています。
これとは逆に、リストが全然集まらずに常に集客に悩んでいるような人にも、やはり共通したような理由が存在しています。
それぞれ、成功者には成功者の共通ポイントがあるし、リスト貧乏な人にはリスト貧乏な人たちの共通ポイントってのがあるわけです。
ですので、その共通ポイント…つまり、どういうポイントが違いを生んでいるのかってことをお教えします。
で、そのポイントってのは、主に4つ存在しています。
リストリッチとリスト貧乏を分ける4つのポイントです。
まず1つめ。
ターゲットの広さです。
そして2つめ。
ペルソナの具体性です。
で、3つめが記事の主張内容。
最後、4つめがメディアの種類です。
この4つにおいて明確な違いが見られるわけです。
それでは、この4つを1つ1つ解説していきます。
ターゲットの広さ、意識してる?それ狭めすぎてない?
まず1つめの「ターゲットの広さ」ってのは、要は誰に向けて…どういう人たちに向けてあなたはメディアを運営しているのかってことです。
どういう人たちに向けて情報発信をしているのかってことです。
で、リスト集めに悩んでいる人、集客に悩んでいる人ってのは、大抵の場合においてこの部分で失敗なさっています。
つまり、ターゲットを絞りすぎちゃっているんです。
コンセプトメイキング習得講座を学ばれた僕のクライアントさんならばお分かりいただけるはずですが、潜在客と顕在客という2種類の見込み客の内、必ず潜在客を狙うようにお伝えしています。
(講座への参加募集は僕のメルマガにて行っています)
集客に苦労している人ってのは、すごく狭いマニアックな情報発信をしちゃっている傾向にあります。
実際にあった例を挙げますと、サイトアフィリエイトの商材を売るためにサイトアフィリエイト関連の情報発信をしているブログを運営なさっている方がいたんですね。
これ自体は全然珍しくはありません。
よくある話です。
ただ、その方がいったいどういうブログを作っていたのかというと…その部分に実は大きな問題点があったんですが…。
そのブログのタイトルは、「サイトアフィリエイトで月○○万円稼ぐ方法」みたいな。
そういうブログを運営なさっていたんですね。
で、毎日の記事はどんなことを書いていたのかっていうと、「今日は SEO のテクニックをお教えします」とか「集客しやすいキーワード戦略について解説します」とか「じゃあ今日はレンタルサーバーのオススメをお話しします」とか…。
そういう、いわばテクニック的、ノウハウ的なことを延々と書いていたんです。
・・・。
それって、誰をターゲットにしているかっていったら、要はサイトアフィリエイターをターゲットにしているわけですよね。
その人が書いているような記事に興味を示す人って、サイトアフィリエイターをはじめとするアフィリエイターくらいですから。
でも、これって狭すぎなんです。
確かに、需要が全くないわけではないんですけど狭いんです。
世の中にサイトアフィリエイトをやりたい人なんてほとんどいませんから。
周りを見渡してみてください。
100人に聞いてみて、サイトアフィリエイトをやりたい人や今まさにやっている人なんて、下手したら1人もいないでしょう。
つまり、そういう珍しい存在やマニアを相手にメディアを運営なさっているわけです。
試しにその方に聞いてみました。
「あなたは誰に向けてビジネスをしたいんですか?」「誰に向けて情報発信をしているんですか?」「誰にアフィリエイトをやってもらいたいんですか?」と。
するとこんな答えが返ってきました。
「経済的に自立したい女性にこのブログを読んでもらいたいです」「専業主婦とか夫の収入だけじゃ心もとない人にアフィリエイトに興味をもってもらって商材を買ってもらいたいです」と。
・・・。
お分かりですよね?
じゃあなんで、サイトアフィリエイターというマニア向けにメディアを運営しているのってことです。
経済的に自立したい女性を集めたいのであれば、経済的に自立したい女性が興味を示すようなブログ、喜ぶようなブログを作らなきゃいけないのに、なぜかサイトアフィリエイターが喜ぶブログを作ってしまっているわけです。
とはいえ、こういった例は本当によくある勘違いです。
「僕は自由になりたいサラリーマン向けにブログを書いているんです」と言いつつ、記事を読んでみたら、延々とせどりのテクニックを書いてあったり…。
当然ながら、世の中のほとんどのサラリーマンは、せどりなんか知らないでしょうし興味もないでしょうから、たまたま自由になりたいサラリーマンがそのブログにたどり着いたところで、「なんかよく分からん転売のブログだなぁ」と帰っちゃうと。
…というように、せどりをやりたい人やアフィリエイターをターゲットにしたところで、分母が少なすぎるんで、絶対に集客に苦労してしまうんですね。
上記の例でいえば、100倍や1000倍…分母の数が違ってくるでしょう。
ですから、その100倍、1000倍を狙ったほうが圧倒的に楽でしょって話です。
そういう人たちにこそ魅力を感じてもらえるようなメディアを作っていければ、当然集まってくる人の数も全く違ってきますので、上手く運用できれば巨大なメディアになりやすいということです。
くれぐれも、マニア向けのメディアにしないということを心掛けてほしいなと思います。
万人ウケではなくペルソナを具体化できてる?
では次、2つめ。
ペルソナの具体性ですね。
ペルソナの具体性ってのは何かっていうと、要はあなたがターゲットとする見込み客の特徴というか、顔というか…そういうものを具体化する作業のことです。
これも例を挙げてみましょう。
起業したい人向けのブログを作っていた方がいました。
そのブログは「起業の成功法則を教えます」みたいなコンセプトのブログだったんです。
で、毎日起業関連の話題を記事にしていたんですけど、いまいちリストが集まっていませんでした。
じゃあその原因は何かというと、実はこのペルソナがはっきりと設定できていないことにあるんですね。
要は、ターゲットの具体化ができていないんです。
ぼんやりしているんです。
単に、「起業家」「起業志望者」ってのをターゲットにしちゃっているんで、なかなか面白い記事、刺さる記事ってのを書きづらいんです。
ひと言で起業家っていっても、色んな状況の人、色んな目標の人、色んな興味の人がいますから。
そんな人たちを「起業家」と一括りにまとめちゃうと、ちょっと難しい部分が発生するんですね。
例えば、現在大学生で就職せずに在学中に起業したいって人もいれば、現在サラリーマンでそれなりの年齢を迎えてそろそろ独立したいような人もいます。
となると、そんな両者が反応する事例、反応するワード、反応する興味はまったく違うわけです。
そんな中で、この両者に同時に喜んでもらおうとするメディア(ブログ)を作ると、どうしても中途半端なものが出来上がってしまうというのはお分かりいただけるはずです。
学生に寄り添うとサラリーマンはつまんなくなるし、逆にサラリーマンに寄り添うと学生がつまんなくなるのは確かに分かりますが…だからと言って、万人ウケの記事は誰の心にも刺さりませんから。
あるいは、例えば、ネットビジネスで起業をしたい人とリアルビジネスで起業をしたい人の2者。
この両者に同時に喜んでもらおうとするメディア(ブログ)を作ると、どうしても中途半端なものが出来上がってしまうと。
万人を取り込もうとするのは、相当高度なテクニックになります。
ですので、あなたのメディアは誰を集めたいのか、誰を楽しませたいのか、誰を喜ばせたいのかってことをしっかり明確にして、ターゲット像を明確化してください。
ターゲット像を明確化すると、その人を喜ばせる記事ってすごく想像しやすくなるんで、普段の記事も面白いものを書きやすくなるはずです。
ちなみに、僕のブログも自由になりたい人をターゲットにしてはいますけど、自由になりたい人っていっても老若男女みんな自由になりたいわけで、さすがにそんな人全員に向けて情報発信をしていくとなると僕も難しいですから、僕はあえてサラリーマン的な価値観に馴染めない人やサラリーマン的な生き方に馴染めない人、息苦しさを感じている人をターゲットにしているわけです。
で、主にメインターゲットとして考えているのが、20代~30代のサラリーマンです。
そういう人たちが喜ぶようなメディアを作ろうと頑張っているんです。
じゃあ、そのペルソナを具体化するにはどうやればいいかってことですけど、これは具体的な人物を想定するのが最も手っ取り早いでしょう。
あなたの周りにいる具体的な人物です。
「こういう人を相手に自分は情報発信をしたいな」というところで。
僕の場合だと、昔バイトしていたところ(ブラック企業)の社員です。
自分の意見も言えずイエスマンとして働くだけで、長時間労働で給料も安くサービス残業も当たり前、上司にペコペコお客にペコペコ、日々のルーチンワークで年齢を重ねていく…みたいな。
またそこには、僕と同じように世間体を気にして生活のために本当にやりたいこと(夢)を我慢して生きているバイト仲間がいました。
僕はある意味、その社員や過去の自分に向けてメディアを運営しているようなところがあって、そういう人たちが共感するような、ハッと目を覚まさせるようなメディアを作ろうと思って、それを常に念頭においてやっています。
だからあまりブレないと。
ペルソナに設定するのは、身近な存在であればあるほど、あなたは気持ちが理解できると思いますから、共感されやすいメディアも構築しやすいでしょう。
あなたの大切な存在、家族、あるいは僕のように過去の自分をペルソナとして想定していくとすごくやりやすいはずです。
身の回りにそういう人がいないのであれば、リサーチするってのも手です。
※参照:見込み客と出会い、徹底的にリサーチする(パスワード:4649(半角数字))
例えば、僕の場合、女子高生に知り合いなんていませんが、仮に女子高生向けにメディアをやらなきゃいけないとなったら、やはり調べるしかないんです。
女子高生が読んでいる雑誌を読んでみるとか、機会を作って女子高生が集まりやすい場所に行って話を聞いてみるとか、女子高生に人気のあるものを調べてみるとか、女子高生に人気のテレビ番組を観るとか…。
そうやって女子高生の価値観というものをリサーチすると。
そうやれば、女子高生が興味を持つ情報発信、喜ぶ情報発信というものがやりやすくなるはずです。
とはいえ、やはりオススメはあなたの身近な存在ですね。
あるいは過去の自分。
しかしながら、どうしても、あなたの売りたい商品や発信したい情報にこだわりがあって、身近にそういうものに反応する存在がいないようであれば、相応のターゲットをリサーチする以外にはないでしょう。
ギャップを作って常識を覆すような主張内容の記事を意識しよう
では次です。
3つめのポイント、記事の主張内容ですね。
これは記事に限らず、Twitter 等のツイート内容なども同じです。
要は、情報発信の内容ですね。
これもやはり、リストが集まっているメディアと集まっていないメディアには、明確な違いがあります。
で、リストが集まっていないメディアがどういう情報発信をしているかっていうと、何というか…当たり前のことや当たり障りのないことを言っているんです。
常識の範囲内の普通のことを主張しているんです。
メディアで人の感情を動かそうと思ったら、当然ながら何かしらの主張をしなければいけなんですけど、ターゲット(見込み客)がすでに知っていることをあなたが改めて普通に言ったところで、別に何も響かないというか…退屈なわけです。
例えば、起業したい人向けに情報発信をしていて、「起業するためには覚悟が必要だ!」なんて言ったところで、読者側からすれば何の気付きもないですよね。
「そんなん分かってるよ」「当たり前だし」みたいな。
あるいは、「ダイエットするためには辛い運動が必要なんです!」なんていっても全然面白くないし響かない。
だからスルーされると。
じゃあ、面白い人たち…つまりリストが集まるメディアは何をやっているのか、どういう情報発信をしているのかっていうと、積極的にターゲットとしている見込み客の価値観をひっくり返そうとしているんですね。
常識を破壊しようとしているんです。
例えば、残業サラリーマンをターゲットにしていて、そういう人たちを自分に注目させたいと思っているのであれば、残業サラリーマンが信じていることと真っ向から反するようなことをあえて言うわけです。
「残業すればするほどお金が減りますよ」「働けば働くほどお金を損しますよ」「格差はどんどん拡大するべきです」「特技を活かして起業してはいけません」「実力を身に付けてから起業してはいけません」…みたいな。
こういうのって全部、常識を覆されますよね?
サラリーマンたちが信じていそうなことに、真っ向から反するようなことなわけですから。
みんな、格差はダメだと思っているし、お金稼ぎたかったら働かないといけないと思っているし、特技を活かしたほうがいいと思っています。
で、もちろんそれも一理あるんですが、「必ずしもそうじゃないケースもある」「それをやってしまうとむしろダメなケースもある」というようなことを言ってみるわけですね。
読者さんはそんな風に言われたらちょっとビックリしますよね?
これまで漠然と信じてきたことと反することを言われて混乱しますから。
だからそのギャップに興味が湧くんですね。
人が一番興味が湧くのはギャップなんです。
だから、ギャップを積極的に起こしてやるわけです。
ですから、あなたのメディアにも、この「ギャップ」を入れられないかということを考えてほしいんです。
アクセスが集まっているメディアってのは、必ずギャップを作り出しています。
読者さんが信じていることとズレたことを言います。
で、そこに明確な根拠を持たせて納得させることができれば、一発で面白いメディア認定されるわけです。
仮に納得させられなくても、相手の価値観をひっくり返すようなことを言うメディアってのは、バズりやすい(拡散しやすい)です。
ホリエモンとかは典型的ですね。
まあ…よく炎上していますけど、それは議論が巻き起こるから色んな人が話題にして、Twitterとかでバズるんですね。
常識を破壊することって議論を巻き起こしやすいんで、アクセスも必然的に集まるんです。
逆に、当たり前のことを言ったところで、誰も議論しませんしシェアされることもありません。
だから、アクセスも集まらないし、メディアとしての影響力も増していかないということになります。
ですから、あなたがメディア運営をしていて、誰にでも言えるような当たり前のことばかりを言っていたら危険信号だということです。
むしろ、「本当にそうだろうか?」と自分で疑いを持つことが大事になってきます。
例えば、ニュースとかで誰かの主張を受け取った時に「本当にそうかな?」と立ち止まって考えてみて、別の切り口で考えられないか、それに反する事例はないか…色々と考えてみる癖をつけてみると良いかもしれませんね。
他にも、ちきりんさんというブロガーさんのメディアも典型的で面白いので、参考にしてみると面白いんじゃないかなと思います。
複数のメディアを運営して環流させよう
では、最後です。
メディアの種類ですね。
やはり、「リストが集まらない」って嘆いている人は、どういうメディアを運営しているのかって言ったら、延々とず~っとブログ1個だけ更新している…みたいなケースが多いんです。
もちろん、ブログってのは集客源の1つではあるので、ブログをやること自体は間違いではないんですけど、それ1個でやっていくってのは今の時代厳しいものがあるのかな…と思います。
できないことはないでしょうけど、確実にスピードは遅くなるでしょう。
ですので、ぜひ複数のメディアを使ってスピードをどんどんアップさせてほしいですね。
今現在、影響力のあるメディアをもっている人って、大抵の場合、複数のメディアを使っています。
YouTube 使ってるし Twitter 使ってるし Facebook 使ってるし Instagram 使ってるし Blog 使ってるし LINE@ 使ってるし…みたいに、色んなメディアを使っています。
現在は色んなメディアがありますし、それぞれに人が集まっているんで、色んな場所から集めたほうがやはり早いです。
ブログだけ更新して、SEO 頑張って、検索エンジンで上位表示されるのを待つよりは、色んな場所から集めたほうが早いです。
特にブログは育つまでに時間がかかるし、その時間がもったいないですから、複数のメディアを組み合わせることを考えるようにしてください。
そのための方法は、僕の講座で具体的にお伝えしていますので、よかったらメルマガに登録してみてください。
(※講座への募集はメルマガ内で行っていますので)
講座を通して具体的に学ぶことで、各種メディアの連動とか、効率的な集客方法も分かってくるかと思います。
複数のメディアで集客して、それぞれのメディアを行き来させて環流させるといったイメージでやってみてください。
※参照:情報発信はクロスメディア戦略で収益最大化!目指せ年収1千万円超!
まとめ:これでリスト集客は攻略可能
…という感じで、以上4つのポイントを意識すれば、少なくともここを意識していない人よりは、確実にアクセスも集まりやすくなるし、リストも取りやすくなります。
- ターゲットを狭めすぎないこと。
- ペルソナを具体化すること。
- ギャップを作って常識を覆すような主張内容の記事を意識すること。
- 複数のメディアを運営すること。
ぜひ以上を意識して、メディアの運営や作成を行っていってみてください。