ブログ集客でやってはいけないNG記事の事例!SEOよりCTAを!
前回までに、ブログ集客をする上で必要な5つの要素について解説してきましたが、今回は、その真逆、つまり「やってはいけないこと」についても触れておきます。
事例を示しながら解説していきますが、これを気付かずにやってしまっていると、見込み客が離れていき、せっかくの良い記事が薄れてしまうようになってしまいますので、十分に注意する必要があります。
目次
ブログ集客でやってはいけないNG記事の事例!SEOよりCTAを!動画解説
スライドで使用したレジュメを コチラ からもダウンロードできます。
学習効果を最大限生かすためにも、ダウンロードして、プリントアウトし、動画を視聴しつつ、メモを控えながら学習されることをオススメします。
集客できないブログに代表されるNG記事 その1
ただの日記記事で終始している
① ただの日記記事で終始している
例えば、「今日うちの猫が…」「子供の運動会で…」「こんなものを食べました」…etc.
終始こんな調子で記事数を増やそうとしていないか今一度確認してみて下さい。
集客の入り口となるのは、「悩みの解決」であるということを忘れてしまってはいけません。
芸能人などの著名な人でもない限り「著者のプライベート」が集客に紐づくようなことは、まず有り得ないのです。
後ほど詳しく解説しますが、大抵の場合、見込み客は初見でいきなりあなたに興味を持ってなんかくれないと思っていて下さい。
あなたのブログ内のメイン記事がプライベートな記事ばかりでは、「なんだ、ただの日記か…」という印象を与えてしまうだけで、すぐにページから離脱されてしまうでしょう。
先ほども述べましたが、あなたが余程の有名人でもない限り、一般人のプライベートに興味を持つような人はまずいません。
つまり、日記記事から、その先にあるあなたの商品やサービスへ興味を持ってもらえなくなってしまうわけです。
同時に、日記記事は検索エンジンに適していないため、見込み客収集には適していません。
何度かお伝えしましたが、検索エンジンというのは、検索者の悩みや疑問に回答するようにアルゴリズムが設定されていますから、検索者にとって特に価値があるわけではないような記事が検索結果に表示されることはまず有り得ないのです。
〈第二章〉でもお伝えしましたように、たまに息抜きで記事にすること自体は問題ありませんし、読者に情緒的価値を与えて共感を得てもらえる可能性もありますので全く無いよりはあった方が良いのですが、ブログの目的が集客である以上、機能的価値を中心とした記事構成である必要がありますので、「なんでもあり」にはならないように注意して下さい。
【参照】集客ブログのカテゴリーの役割りと効果!作り方・コツ・考え方を伝授!
中には、このような日記記事を「ブランディング」と勘違いしているケースもありますが、(繰り返しますが)あなたが余程の有名人でもない限り、いわゆる「リア充」はブランディングにはならないのです。
どうしても雑記中心で構成したいのであれば、集客用のブログではなく、SNS に投稿した方が、むしろ適しています。
集客できないブログに代表されるNG記事 その2
自分の思いや感情ばかり記事にしている
② 自分の思いや感情ばかり記事にしている
これも日記に通ずるものがありますが、見込み客はあなたの思いや感情には興味がありません。
あなたではなく「読者本人」にとって感情を動かすものであるかどうかが大切なのです。
また、著者のバックグラウンドが十分に伝わっていない状態で、感情や思いばかりの記事を読まされた読者からは、どちらかというとネガティブに捉えられてしまうことが多くあります。
重要なのは「記事を通して、見込み客に悩みを解決する旨のメッセージを伝え、自分のサービスに紐づけること」です。
単なる「怒り」や「悲しみ」は意図しない読者離れを起こしかねません。
特にネガティブな要素を含み、その先に解決策を提示できない記事は、「共感」ではなく「同情」を誘う印象を与えるため、避けるようにしましょう。
ただし、どうしても思いや感情をぶつけた記事をアップしたいのであれば、1つだけ方法があります。
例えば、あなたが開業医だとして、あなたのビジネスに関することで怒りを覚える出来事があったとしますね。
このような場合、単に怒りをぶちまけるのではなく、
こんな利益優先の治療法では患者は救えない!
私は搾取するビジネスモデルに憤りを感じています。
今回の事に触れ、私は患者と向き合い、病気を治すことに、今も、そしてこれからも、全身全霊で取り組む決意を新たにしました。
といった具合に、感情の矛先をあなたが自分のビジネスに情熱を注いでいる理由と紐づけ、その怒りの根源と戦うことで「見込み客にとっての理想を目指しています」という形でまとめることで、「怒り」の与える印象がガラリと変わりますし、共感を生むきっかけ作りにもなります。
ただし、名指しで個人を特定しての誹謗中傷は絶対にしないで下さい。
誰かを非難する姿は、見込み客にとって「自分もそう思われるかも…」というあらぬ誤解を生みかねないからです。
尖った発言自体は問題ないのですが、このような事例のように伝え方を1つ間違えると信用を失墜させかねないということを心に留めておきましょう。
集客できないブログに代表されるNG記事 その3
集客導線が引かれていない
③ 集客導線が引かれていない
実のところ、「集客導線が構築できていない」ことが集客できない直接の原因となっているケースも少なくありません。
ブログは個別の記事をきっかけに集客につなげていきますが、記事を読んだ後「相談したい」と思っても、その方法が記載されていない、もしくは、仮にあったとしても複雑なブログ構成になっていて非常に分かりにくいといったことがよくあります。
見込み客が記事にアクセスをしてくれたら、その次にどんなアクションを取ってほしいのか?
このことを常に各記事内で促すように心掛け、見込み客が何をどうすればいいのか、パッと見ですぐに分かるように、あなたのブログに工夫を凝らしてみて下さい。
昨今、ブログデザインはどんどんオシャレになってきていますが、見込み客が最も関心を持つ部分はオシャレさではありません。
見込み客は、あくまで「自分の問題や悩みを解決したい」のです。
シンプルに、「このことでお困りであれば、ここから問い合わせができます」と明示しないことには、たとえアクセスが何万あろうと集客することはできないでしょう。
見込み客がいつでもあなたに相談できるように、問い合わせ手段は、シンプル かつ わかりやすいブログ構成を心掛けるようにして下さい。
見込み客の集客導線となり、お問い合わせ等のアクションを喚起するキャッチコピーや画像などを「CTA(Call To Action)」と呼びますが、この CTA を導入することが、問題解決の糸口となります。
詳しくは、次回以降、順に解説していきますので、「あ!言われてみれば、問い合わせしにくいブログ構成かも…」と思われた場合は、参考になさってください。
【参照】ブログ集客の決め手!CTAの使い方・最適化を極め導線を整えよう!
集客できないブログに代表されるNG記事 その4
商品紹介ばかりの記事しかない
④ 商品紹介ばかりの記事しかない
これは分かりやすく言えば、キャンペーンや告知しかない記事ばかりのブログのことです。
当レポート冒頭でもお伝えしたように、商品スペックだけでは、似た情報が溢れかえっている昨今において「決定打」にはならないのです。
【参照】ユーザーは商品スペックに興味なし!ブログのメリットが現代に生きる!
あなた「ならでは」の部分こそが重要で見込み客にとっての決め手になります。
これと同時に、「買って下さい」という記事は敬遠されがちなため、せっかくの見込み客をみすみす逃してしまう原因にもなりかねません。
どれだけ魅力的な商品でも、押し売りを嫌う心理はインターネット上でも同様なのです。
もし紹介するのであれば、あくまでレビュー記事に留めるのがベターです。
そこで、あなた個人の主観を通して「こんな人にオススメだと思います」といった流れで、必ず読者側にメリットを提示してあげるようにしてください。
ただし、メリットやベネフィットだけでは人は動きません。
なぜなら「本当にそうなのだろうか?」「他にもっと良い商品があるのでは?」「自分には合っていないかも…」という考えを同時に抱くからです。
そんな時は
- 他商品と比較をする
- 向いている人を明確に提示する
- 向いていない人も明確に提示する
- デメリットや弱点も掲載する
といった要素を加えることで、先に挙げたネガティブな考えを「これなら大丈夫そうだ!」とポジティブに転換させることができます。
記事内容に応じて、上記のいずれか、あるいは、全てを記事内に加えることを意識してみて下さい。
集客できないブログに代表されるNG記事 その5
キーワード対策ばかりしている
⑤ キーワード対策ばかりしている
検索エンジンで上位表示させる、いわゆる SEO対策 を施すためには、キーワード対策は必要不可欠な要素の1つです。
数年前までは、「記事内に 5% ほど上位表示させたいキーワードを散りばめておくといい」など、Google が好むキーワードの盛り込み方が一般的で、実際にそのようなサイトの多くが、検索エンジンで上位表示されていました。
ところが、そのようなキーワード対策だけが施された中身の薄いサイトが次々に上位表示されたことで、読者が本当に欲しい情報が検索結果に表示されにくくなったことが問題視されるようになったのです。
結局は、そのようなキーワード対策だけを目的に作られた記事は検索エンジンから嫌われるようになっていきました。
そればかりか、そのような中身のない多くの記事は、読者からも嫌われるようになってしまったのです。
あまりライバルがいないようなキーワードであれば、対策の仕方次第では検索上位に表示させることは依然可能ではあります。
しかし、あなたを含む僕たちブログ運営者が欲しい結果は、検索上位表示なんかではなく「集客」です。
この集客につなげるために重要な記事構成は、「どれだけ見込み客に寄り添った記事内容であるか」ということなのです。
キーワード対策ばかりにとらわれていると、アクセス数こそそこそこあるものの、集客ができないブログになってしまいます。
キーワード対策は、あくまで、見込み客にあなたのブログとあなたの商品やサービスを知ってもらうためのものであるということを常に意識して取り組んで下さい。
今回のまとめと次回予告
以上が、集客ができないブログに代表される NG記事 のよくある例です。
これらの例は、決して誇張したものではありません。
全て事実に基づいたものであり、中には、恥ずかしながら僕自身が行っていたことも含まれています。
集客を極めるためには、目的を絞ったブログ運営に努めることが超重要ポイントです。
気軽に好きなことばかりが書かれた雑記がメインになってしまわないように心掛けて下さい。
次回は、あなたが意識して取り組むべき集客導線となる CTA の使い方・最適化のポイントについて解説していきます。
⇒ ブログ集客の決め手!CTAの使い方・最適化を極め導線を整えよう!
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