売れる商品のネーミング要素は、用途・ベネフィット・イメージの想起
今回は商品のネーミングに関する解説です。
商品の名前(タイトル)は、商品の売れ行きを左右してしまうほどに大事な要素になります。
で、実は、売れる商品のネーミングには、共通する3つの秘密が隠されているんです。
この3つを確実に押さえておけば、商品の価値は格段にアップするはずです。
目次
売れる商品のネーミング要素は、用途・ベネフィット・イメージの想起 動画解説
以下に、スライドで使用したレジュメを掲載していますが、コチラからもダウンロードできます。
学習効果を最大限生かすためにも、ダウンロードして、プリントアウトし、動画を視聴しつつ、メモを控えながら学習されることをオススメします。
売れるネーミングにはワケがある!
繰り返しますが、ネーミング(名付け)は、商品の売れ行きを大きく左右する大切な要素になります。
たかが名前、されど名前です。
商品の中身自体はまったく同じでも、名前ひとつで、売り上げに10倍もの差がつくこともあるほどの要素です。
売れる商品のネーミングに必ず含まれる3つの要素とは?
そして、優れたネーミングには、以下の3要素が必ずと言っていいほど含まれていますので、ぜひ覚えておきましょう。
①「商品の用途」が見込み客に明確に伝わるワード
②「見込み客にとってのベネフィット(利益)」を連想させるワード
③「これは何か」を見込み客に明確にイメージさせるワード
それでは、ここで、ネーミングの成功例として知られている靴下『通勤快足』を例に取り上げて考えていきます。
ネーミングの成功事例
『通勤快足』という靴下は元々は『フレッシュライフ』という名前で販売されていましたが、当時は売り上げに伸び悩んでいたんです。
そんな状況を打開すべく『通勤快足』という商品名にしたところ、売上は10倍に伸び、大ヒット商品となったんですね。
そんな状況を打開すべく『通勤快足』という商品名にしたところ、売上は10倍に伸び、大ヒット商品となったんですね。
『通勤快足』はネーミングの成功事例として、広く知られるようになりました。
この『通勤快足』という漢字4文字の名前には、上記3要素が漏れなく詰め込まれていることにお気付きでしょうか?
『通勤快足』に含まれる優れたネーミングの3要素
まず①の「商品の用途」が見込み客に明確に伝わるワードという要素ですが、これは『通勤』というワードから、通勤時に着用する靴下であることが想起されますよね。
そして②の「見込み客にとってのベネフィット(利益)」を連想させるワードという要素ですが、これは『快足』から通勤時の靴の蒸れや臭いなどの不快感が抑制されるイメージが想起されるかと思います。
さらに③の「これは何か」を見込み客に明確にイメージさせるワードという要素ですが、これは『通勤快足』から、通勤時間に足の不快感に悩まされることなく過ごせるイメージが想起されるでしょう。
いかがでしょうか?
ものの見事に3つの要素が含まれていることがおわかりいただけるかと思います。
まさしく完璧なネーミングと言えるわけです。
さて、それではここで、初心者でも一定水準のネーミングを生み出す手順をお伝えします。
①まずはノートを用意してください。
②そのノートの上部に「見込み客」と書いて、商品のターゲットとなる見込み客を書き出してください。
③そしてその下のスペースに、ノートの横幅を4分割するように縦線を3本引いて間切りしてください。
④間切りした小部屋の一つひとつに、左から順に「Ⓐ用途」「Ⓑベネフィット」「Ⓒこれは何か」そして「Ⓓネーミング候補」と書いてください。
⑤そして、あなたの商品と、ノートの上部に書いたターゲットの顧客をにらみながら、「Ⓐ用途」「Ⓑベネフィット」「Ⓒこれは何か」の3つの小部屋を、連想するキーワードで埋めていってください。
①~⑤のワークに取り組んだ後、下記の⑥以降でチェックしてみましょう。
商品のネーミングに迷ったら「目的」から逆算せよ
⑥3つの小部屋(Ⓐ~Ⓒ)がすっかり埋まるまで、頭に思い浮かんだキーワードをひたすら書いていってください。
この時に「こんなキーワードを思いついたはいいけど、これって微妙だなあ」と判断したり、吟味したりする必要は一切ありません。
もうただただ、思いつく限りを、ひたすら書き出していってください。
⑦キーワードが出尽くして、3つの小部屋が埋まりきったら、ここからがいよいよネーミングの本番です。
3つの小部屋に散らばった様々なキーワードを組み合わせて、商品のネーミングを考えます。
⑧キーワードを切ったり貼ったりしているうちに、良さそうなフレーズが浮かんだら、「ネーミング候補」の小部屋に書き溜めていきましょう。
⑨こうして「ネーミング候補」の小部屋がすっかり埋まったら、あとは、冒頭でお伝えしたネーミングの基本原則から外れないように気を付けながら、特に気に入ったいくつかの候補を○で囲んでください。
周囲の人たちに聞いてみよう!
この他、もし可能ならば周囲の人やあなたの見込み客に声をかけて、アドバイスをいただくといいですね。
そのネーミングを見るだけで「その商品が何に・いつ・どう使うのかイメージできるか?」「その商品がもたらすベネフィットが直観的に理解・イメージできるか?」等をヒアリングしてみることをオススメします。
そのネーミングを見るだけで「その商品が何に・いつ・どう使うのかイメージできるか?」「その商品がもたらすベネフィットが直観的に理解・イメージできるか?」等をヒアリングしてみることをオススメします。
この方法は元々、ある起業家さんが、知人の動画制作業者からクライアントを満足させるコピーの書き方について相談された時に着想されたそうです。
なので、この方法はネーミングのみならず、短文のフレーズを考える時にも使える方法でもあります。
また、この方法の利点は、キーワードの掛け合わせからネーミング候補が自然と生まれるので、それを叩き台に周囲に相談することで、独善的な視点から抜け出しやすいという部分にもあります。
あなたもぜひ、この方法をネーミングやフレーズ決定の際にご活用ください。
他とは違うという印象を受け取ってもらうために…
見込み客に、他とは違うという印象を受け取ってもらうために、同市場の商品名とサービスをひと通りリサーチした後、変化球を投げるようなイメージで作る、という考え方も参考になるかと思います。
さらに、「集客なら○○」というように、事前に情報を加えておくというテクニックもありますので、覚えておくとよいかと思います。
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