ドライテスト?テストセールスの見込み客の反応で商品完成度を確認
前回の解説に引き続き、今回もステップ2の商品設計に関する解説の補講パート2です。
ここまでの解説通り順調に進んでいれば、あなたはいよいよ商品リリース間近という段階までたどり着いているはずだと思います。
しかし、中には、いきなり販売を開始してしまうことに不安を覚える方も多いことでしょう。
そのために行うのが、「テストセールス」です。
今回はその「テストセールス」についての解説です。
目次
ドライテスト?テストセールスの見込み客の反応で商品完成度を確認 動画解説
以下に、スライドで使用したレジュメを掲載していますが、コチラからもダウンロードできます。
学習効果を最大限生かすためにも、ダウンロードして、プリントアウトし、動画を視聴しつつ、メモを控えながら学習されることをオススメします。
テストセールスで商品の完成度を確認
さて、最終段階です。
バックエンド商品の設計がひと通り完成し、いよいよ仕組みで大きく売り出していくフェーズが見えてきたかと思います。
しかし、ここで本格的に仕組みづくりに入っていく前に、実はもう一つだけ行うべきことが残っています。
このステップ2の冒頭でもお伝えしましたが、あなたが設計した商品が本当に見込み客に売れるかどうかを、小規模に販売して確かめることをぜひ行ってみてください。
【参照】売れるバックエンド商品設計には早めのテストセールスで失敗を回避!
テストセールスで設計した商品の反応をみる
「商品リリース前に販売するってどういうこと?」
そんな疑問が聞こえてくるかもしれませんね。
確かに経験のない方は驚かれるかもしれませんが、商品を実際に作成していく前、あるいは商品開発後に、実際に販売して見込み客の反応をみることは、企業の商品開発の際などにはごく普通に行われていることなんです。
で、マーケティング用語では、一般にこの取り組みを『テストマーケティング』と呼んでいます。
本格的に仕組みづくりに入る前に…
あなたの仕組みづくりに万全を期すために、今回お伝えする内容に従ってテストセールスを行い、商品のニーズが本当にあるのかどうかを実際に確かめてみましょう!
これが、そのステップ2の最後のミッションです。
フェースにより2タイプあるテストセールス
一概にテストセールスとはいっても、その開発段階により、さらに大きく2つのテストセールスに分類されます。
ここは、混同しやすい部分なので、ここで簡単に、その2つの違いを説明しておきます。
まず1つは、商品完成前の段階でテストセールスを行って、よい反応があれば本格的に商品開発に進む『ドライテスト』という手法。
そしてもう1つは、商品完成後に一部地域などで小規模なテスト販売を実施する『テストマーケティング』という手法。
ドライテストとテストマーケティング
現段階であなたがやるべきは…
現段階では、あなたの商品は一旦は形にはなっていますが、まだ修正のきく状態ですよね?
この段階の内にあなたが行うべきなのが『ドライテスト』ということになります。
この段階の内にあなたが行うべきなのが『ドライテスト』ということになります。
詳しい手法については、後ほど解説します。
「気軽に考える脳」と「真剣に考える脳」
では、実際にドライテストを行う前に、ここで少し想像力を働かせてみてください。
あなたが構想した商品が売れるかどうか不安で、見込み客に「この商品どう思いますか?」と聞いてみたとします。
すると、ほぼ間違いなく見込み客は「凄く素敵な商品だと思います!」と答えてくれるかと思います。
はい、さてこの見込み客は、この商品、実際に購入してくれるでしょうか?
・・・。
まあ、それは正直わかりません(笑)
購入してくれるかもしれませんし、購入してくれないかもしれません。
ただ、「凄く素敵な商品だと思います!」と答えた見込み客が、仮に購入しなかったとしても、それはその見込み客が、決してウソをついたりお世辞を言ったりしているわけではないということは知っていてください。
実は、人間の脳には「気軽に考える時用の脳」と「真剣に考える時用の脳」の2種類の脳が備わっているんです。
上記例の場合、見込み客は、あなたから商品の感想を聞かれた時は「気軽に考える時用の脳」を使って返事をしているのです。
そして、本当に購入するかどうか悩む時には「真剣に考える時用の脳」を使っているわけです。
当然ながら、使う脳が変われば、導き出す結論が変わることも十分に有り得ますよね?
現実はあまりにも複雑
「気軽に考える時用の脳」や「真剣に考える時用の脳」といった要素以外にも人間の判断や思考には多くのブラックボックスが潜んでいます。
ですから、見込み客があなたの商品を買ってくれるかどうかを、事前に予測しきることは不可能であると考えておくべきだということです。
もちろん、セールスの偉大な先人たちによって「こういう時にこういうパターンだと売れやすい」といったデータは蓄積されています。
さらには、ある程度の法則も明らかになっていますから、型にはめてセールスを行っていくと上手くいくことも大いに有り得ます。
とはいっても、現実はあまりにも複雑なんです。
思うようにことが運べないような場合も、また大いに有り得るのです。
ですから、商品が本当に売れるか否かを確かめるためには、実際に商品を販売してみる他ないんです!
ですから、見込み客があなたの商品を買ってくれるかどうかを、事前に予測しきることは不可能であると考えておくべきだということです。
もちろん、セールスの偉大な先人たちによって「こういう時にこういうパターンだと売れやすい」といったデータは蓄積されています。
さらには、ある程度の法則も明らかになっていますから、型にはめてセールスを行っていくと上手くいくことも大いに有り得ます。
とはいっても、現実はあまりにも複雑なんです。
思うようにことが運べないような場合も、また大いに有り得るのです。
ですから、商品が本当に売れるか否かを確かめるためには、実際に商品を販売してみる他ないんです!
ぜひ、勇気をもって先に進んでいってください!
ニーズに沿って商品設計できていればあとは「添える」だけ
「セールスって難しそうだな…」「売り込みたくないな…」
そうハードルの高さを感じて、なんかなか前に踏み込めない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここは、ぜひご安心いただきたいのです!
これまでこのレポートでお伝えしてきた内容に沿って、見込み客と対話を重ね、その見込み客たちのニーズに基づいた商品をあなたが設計してきたというのであれば、テストセールスで凝ったテクニックを使う必要なんてほとんどないと思ってください。
なぜなら、ここに至るまでの見込み客との対話であったり、あなたの自己開示であったり、権威性のアピールであったり…そういったことを通して、見込み客はあなたのことを「自分の話にきっちり耳を傾けてくれる、理念を持って活動している専門家」として認識しているはずだからです。
極端な言い方をすると、テストセールスであなたが行うことは「商品を手渡すだけ」なのです。
僕は、コンサルティングを行ってきたクライアントさんには、常々「セールスは添えるだけ」とお伝えしてきています。
見込み客ときっちりと対話を重ねて、見込み客のニーズに沿った商品をきっちりと設計できていれば、あとはその商品を差し出すだけで十分ですよ、という意味のメッセージです。
セールスは添えるだけ!
あなたの商品が見込み客の立場に立って考えぬかれたモノでありさえすれば、実にシンプルな手順できっと驚くような結果が出るはずです。
あなたの努力の結晶が実を結ぶまであと少し!頑張っていきましょう!!
あなたの努力の結晶が実を結ぶまであと少し!頑張っていきましょう!!
商品はテストセールスの結果を踏まえて完成させる
はじめにお伝えしましたが、『ドライテスト』は商品が100%完成する前に始めます。
商品を100%つくり込んでからテスト(=テストマーケティング)に臨んだ結果全く売れなかったら、凄く悲しい思いをしてしまうことになりますからね。
なので、そのような結果にならないようにするためにも、経験を積んで商品設計に慣れてきたら、商品がある程度の形になった時点で、早めにドライテストに踏み切って、商品の残りの部分は顧客に価値提供しながらつくり込んでいくといったやり方がオススメの方法です。
例えば、このようなやり方があります。
新規商品のプロモーションを始めようとするような場合、まずPDF数枚に商品の概要やコンセプトを簡単にまとめ上げ、見込み客と対話する機会を設けてそのページを読んでもらうのです。
で、その際に、あからさまな売り込みになってしまわないよう、レジュメには商品の価格を載せないようにします。
あくまでも「今度このような商品をつくろうと思っているのですが、ご意見をお聞かせいただけませんか?」といった風に、ヒアリングに徹するのです。
肝心なポイントはここからなのですが、もし、見込み客が本当に商品に興味・関心を寄せてくれている場合は、こちらがレジュメと口頭で商品の説明をしている途中で、見込み客から商品の価格について質問を受けます。
つまり、セールスレターがなくとも、商品のコンセプトがしっかりしていて、説明が要点を押さえていれば、見込み客はもう前のめりになって「欲しい!」と言ってくれるということです。
このように、もし見込み客が価格を質問してきた場合は、商品の価値をしっかりと伝えた後にドライテスト限定の「特待価格」を開示して予約を受け付けるといった流れにするといいでしょう。
これとは逆に、説明の最後まで価格に関して質問が無かった場合や、見込み客の表情がピンときてなさそうであれば、問答無用で「出直し」です。
要点を伝えても見込み客の興味・関心を引けない商品は、いくら長大なセールスレターを書いたところで売れることはないからです。
このような場合は、「なぜピンとこなかったのか」を見込み客に確認して、商品を改善し、改めて見込み客に会いに行ってください。
この繰り返しによって、リスクなく売れる商品をつくることができます。
特待価格で先行案内を!
すでにスクールやコミュニティを運営している方は、あなたの商品を一般公開する前に既存メンバーに意見を伺って、特待価格でその商品を先行案内してみるといいですね。
あなたと近しい見込み客の反応をつぶさに観察して、商品設計に活かしてみましょう。
あなたと近しい見込み客の反応をつぶさに観察して、商品設計に活かしてみましょう。
見込み客の姿は見えているか?
このステップ2の冒頭でもお伝えしましたが、セールスといっても、難しいテクニックを駆使する必要なんてないんです。
むしろ経験が浅い段階で高度なテクニックを使おうとすると、かえって言動や挙動が不自然になってしまいがちで逆効果なことが多々ありますからね。
見込み客の姿が見えていますか?
ここまで丁寧にリサーチを重ねて見込み客の姿、欲求、行動パターンを着実にしっかりとシュミレートしてきたあなたなら、見込み客の考えていることや求めていること、かけてほしいと望んでいる言葉が、自然とイメージできるようになっているはずだと思います。
次にあなたがすべきことは、見込み客があなたの商品を購入してくれるように、淡々と、もう淡々とセールスを実行すること、ここに一点集中するのみなのです。
これとは逆に、あなたが現時点で見込み客の姿や思考を明確にイメージできていないような場合は、セールスであなたが望む結果が得られる可能性は低いかと思います。
つまり、ほとんどの場合、セールスがうまくいかない原因は、見込み客に関する知識不足や洞察が足りないところにあるということです。
もし商品設計を終えた現時点でも「売れるイメージ」ができていないような場合は、集客やマーケティングの知識が足りていないからではなく、見込み客のリサーチが足りていないのです。
現状、万が一あなたがそのような状態であれば、いま一度リサーチに立ち返って見込み客の姿、思考が明確にイメージできるようになるまで調査を重ねることをオススメします。
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当記事は以下のレポートの1ページを抜粋したものです。
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