集客導線・アクセスアップ・回遊率!ブログ集客組み化の3ポイント!
今回の解説では、ブログ集客の「仕組み化」に不可欠な3つの解析ポイントをお伝えします。
- コンバージョン測定結果から、集客導線を把握する
- アクセスアップが見込める記事の洗い出し(アクセスアップ対策)
- ブログ内回遊率向上対策
以上、3つのポイントについて、一つひとつ解説していきます。
集客導線・アクセスアップ・回遊率!ブログ集客組み化の3ポイント!解説動画
スライドで使用したレジュメを コチラ からもダウンロードできます。
学習効果を最大限生かすためにも、ダウンロードして、プリントアウトし、動画を視聴しつつ、メモを控えながら学習されることをオススメします。
2周目のPDCAに向けブログの集客導線を把握し成果につながる記事更新を!
〈第一章〉でもお伝えしましたように、ブログを仕組み化するためには、PDCA を回す必要があります。
【参照】ブログ集客はプロダクトアウト・マーケットインでPDCAを回し仕組み化せよ!
↓ Plan(計画)
↓ Do(実行)
↓ Check(振り返りと解析)
↓ Action(改善点の洗い出し)
当レポートの冒頭からここまでは、この中の Plan、Do に相当します。
ここからは、2周目の PDCA を回すために、何を Check(振り返りと解析)し、Action(改善点の洗い出し)するのか、順番に解説していきます。
ここからは〈C〉と〈A〉を行い、2周目へとつなげていきます。
実は、ブログで成果が大きく出始めるのは2周目以降なんです!
実は、ブログで成果が大きく出始めるのは2周目以降なんです!
まず、Check(振り返りと解析)は、目安として記事を集中して書けるようになってから、3ヶ月後に実施することをオススメします。
なぜなら、期間が短すぎると十分なデータが揃わず、逆に長すぎると漫然とブログを更新してしまい、成果につながらないワークをしてしまう可能性が高まるからです。
ここまでの解説は、上図の P と D に相当するものです。
ブログで記事にしてきたものが
- 実際に集客につながったのか?
- もしくは目的としたページへ読者を誘導してくれているか?
- 一体どの記事がその役割を果たしたのか?
これらのポイントをひと通り Check して、次の PDCA に向けた Action プランを立てた上で、2周目の PDCA を回すようにしましょう。
この一連の流れを理解し、ブログの集客導線がしっかりと把握できれば、あなたのブログ内における集客につながるキーワード、カテゴリーに注力できるようになるので、やみくもに記事を更新することはなくなります。
では、ここからはブログ集客を「仕組み化」する3つのチェックポイントについてお話ししていきます。
ブログ集客「仕組み化」の3つのポイント
- コンバージョン測定結果から、集客導線を把握する
- アクセスアップが見込める記事の洗い出し(アクセスアップ対策)
- ブログ内の回遊率向上対策
以上3つのポイントについて、この後一つひとつ解説していきます。
チェックを行うにあたっては、アクセス解析ツール「Google Analytics(グーグルアナリティクス)」を活用します。
Google Analytics の導入方法と具体的な使い方に関しては、以下のページをご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】使いこなそう!Google Analytics パーフェクトマスター!
コンバージョン測定とメインコンテンツへの誘導率の向上
ブログ集客「仕組み化」の3つのポイント
① コンバージョン測定とメインコンテンツへの誘導率の向上
まずは、あなたのブログで集客をするために、読者が到達してほしいページへ誘導してくれるページ・記事があるのか、あればそれがどの記事なのかをチェックします。
ここでの目的は「あなたが最もアクセスしてほしい」ページへアクセスがそもそもあるのか、そしてそのページへのアクセスの経路がどこなのかを知ることです。
この次のステップでここでのデータを使いますので、洗い出しておきましょう。
この次のステップでここでのデータを使いますので、洗い出しておきましょう。
ブログは長く運営していると、記事やカテゴリーが増えていきますが、全ページが集客につながっているわけではありません。
前回の解説でもお伝えしました通り、やみくもに記事数を増やしていったり、集客にはつながらない記事作成に時間とエネルギーを割くのは非常に非効率です。
例えば、「お問い合わせ」ページに最も誘導してくれる記事が何なのかが分かれば、その記事をもっと読まれるようにして、お問い合わせを増やすことが可能になります。
もし、一切アクセスがなければ、実は訪問者が気付きにくい場所に「お問い合わせ」ページを設置していたり、「お問い合わせ」ページに誘導する記事自体が不足している可能性があるので、〈第三章〉の解説に立ち戻って、何が足かせとなっているのか、必ずチェックして下さい。
【参照】穴開きバケツブログは集客型ブログ3ステップを辿り漏れのない集客を!
【参照】アクセスを集客へと紐づける5つの鉄則を満たしブログを構築せよ!
【参照】ブログ集客でやってはいけないNG記事の事例!SEOよりCTAを!
【参照】ブログ集客の決め手!CTAの使い方・最適化を極め導線を整えよう!
【参照】(秘)クリック率が3倍跳ね上がる!CTAのゴールデンスペース!
【参照】集客ブログのCTA対策にGoogleAnalyticsでコンバージョン設定を!
コンバージョンの測定には、Google Analytics を使います。
以下の記事で具体的に利用方法を解説していますので、ぜひご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】ブログ集客のコツ・キモ!Google Analytics のコンバージョン設定方法まとめ
ブログの検索順位&アクセスアップ対策
ブログ集客「仕組み化」の3つのポイント
② アクセスアップ対策
① のコンバージョン測定で導線となるページを把握できたところで、そこからアクセスアップにどうつなげるのか、このステップで詰めていきます。
次の2つのワークを実施し、対象の記事をリライトする準備を行います。
1)ブログのアクセス数を底上げしてくれる記事の洗い出し
2)アクセスアップさせたい記事のキーワードの抽出
まず、1)ブログのアクセス数を底上げしてくれる記事の洗い出しです。
一般的に、ブログ全体のアクセスのうち、約8割のアクセスを集めてくれるのは、実は記事全体の2割ほどであるという傾向があります。
さらに、そのアクセスアップ対象となる記事の中には、集客と直接的には結びつかないものもあります。
しかしながら、あなたのブログのコンセプトに沿った記事であれば、見込み客がアクセスしてくれる可能性は十分に見込めますし、おまけにブログのドメインも強くしてくれますので、SEO対策としての効果も期待できます。
ということは、たとえ集客に直接結びつかなくても、これらの恩恵を受けられる記事を育てない手はないでしょう。
そこで、あなたのブログの中で、あなたのブログにアクセスを流してくれている記事(=看板記事)がどれなのかをリストアップします。
ここでリストアップした記事に、まだ検索順位を上げる余力があれば、該当記事にリライトを施すことで検索順位をアップさせてアクセス数を大きく増やせるようになります。
具体的なリサーチ方法を、画像を交えながらお伝えしていきますので、順を追ってワークを進めて下さい。
なお、リサーチ画面に「クエリ」というワードが頻繁に登場します。
これは、「キーワード」と混同しがちですが、立場により意味合いが異なるのでご注意ください。
念のため以下でキーワードとクエリの関係をお示しします。
簡単に言うと、
キーワードはブログ運営側(あなた)が記事に指定する語句やフレーズ。
クエリは検索ユーザーが使う語句やフレーズを指します。
キーワードはブログ運営側(あなた)が記事に指定する語句やフレーズ。
クエリは検索ユーザーが使う語句やフレーズを指します。
一見ややこしいですが、「キーワードとクエリが合致したものが検索からアクセスされる」と覚えると良いでしょう。
アクセスUPが見込めるキーワードでインデックスされている記事のリサーチ方法
1)ブログのアクセス数を底上げしてくれる記事の洗い出し
(A)アクセス UP が見込めるキーワードでインデックスされている記事のリサーチ方法
最初に、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)にアクセスし、自分のページを開き『検索パフォーマンス』をクリックして下さい。
※Google Search Console へのご登録がまだの場合、以下の記事を参照に登録を済ませましょう(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】Google Search Console に WordPress を登録する方法
検索パフォーマンス画面で表示されたクエリ一覧は、「表示回数」で多い順に並び替えを行って下さい。
次に、表示回数が多い「クエリ」の上にマウスカーソルを持っていき、クリックして下さい。
最後に『ページ』をクリックすると、そのクエリで検索されている記事の URL が表示されます。
ここでの目的は「あなたのブログにアクセスを集めてくれる記事とそのクエリが何か」を洗い出すことです。
アクセスUPが見込める記事からリライトするキーワードをリサーチする方法
1)ブログのアクセス数を底上げしてくれる記事の洗い出し
(B)アクセス UP が見込める記事からリライトするキーワードをリサーチする方法
次に、キーワードではなく、アクセスアップが見込める記事から、どのキーワードでリライトするのかを決める方法についてお伝えします。
同じように、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)にアクセスし、自分のページを開き『検索パフォーマンス』をクリックし、検索パフォーマンス画面を開いて下さい。
デフォルトではクエリ画面が表示された状態ですので、『ページ』をクリックしてページ画面に切り替えます。
すると、クリック数の多い順に各ページが表示されます。
クリック数の多い記事の上にマウスカーソルを持っていき、クリックして下さい。
そうすると、あなたが選択した特定の記事のみが表示されます。
この画面で『クエリ』をクリックすると、その特定の記事での検索キーワード一覧が、クリック数の多い順に表示されます。
クエリからの解析との違いは、特定の記事がインデックスされているキーワードが広く拾える点にあります。
以上、(A)(B)2つのリサーチ方法で、記事とキーワードの両面から的確にアクセスアップを目指しましょう。
アクセスアップさせたい記事が検索されているクエリを洗い出す方法
2)アクセス UP させたい記事のキーワードを見極める
(A)アクセスアップさせたい記事が検索されているクエリを洗い出す方法
今度は、検索上位に掲載したい記事(コンバージョン測定で絞り込んだ導線記事)の「インデックスの状況」をチェックします。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)にアクセスし、自分のページを開き『検索パフォーマンス』をクリックし、検索パフォーマンス画面を開いて、画面上部にある『+ 新規』をクリックして下さい。
下図のポップアップウィンドウが開きますので、『ぺージ』をクリックします。
あなたがチェックしたい特定の記事の URL を入力するためのポップアップウィンドウが開きます。
この画面で、「次を含む URL」もしくは「正確な URL」を選択し、あなたがチェックしたい特定の記事(コンバージョン測定で絞り込んだ導線記事)の URL を入力し『適用』をクリックします。
そうすると、その記事の「合計クリック数」「合計表示回数」「平均 CTR」「平均掲載順位」が、表示されます。
それぞれの項目をクリックすると、下にグラフで反映して表示されます。
また『クエリ』をクリックすると(クリックしなくてもデフォルトでクエリが表示された状態ですが)、画面下にその記事(コンバージョン測定で絞り込んだ導線記事)に対する検索キーワード群が表示され、さらに、それぞれのキーワードごとの「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」が一覧表示されます。
コンバージョン測定で絞り込んだ導線記事のキーワードはここで洗い出しましょう。
狙ったキーワードのインデックスリサーチ方法
2)アクセス UP させたい記事のキーワードを見極める
(B)狙ったキーワードのインデックスリサーチ方法
さて、次は狙ったキーワードの抽出・インデックス状況の確認です。
このリサーチを行うことで、
- あなたがアクセスアップさせたい記事のキーワード
- 検索上位表示を狙いたいキーワードがインデックスされているかどうか
この2つについて把握することができます。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)にアクセスし、自分のページを開き『検索パフォーマンス』をクリックし、検索パフォーマンス画面を開いて、画面上部にある『+ 新規』をクリックして下さい。
下図のポップアップウィンドウが開きますので、『検索キーワード』をクリックします。
あなたが調べたいキーワードを入力するためのポップアップウィンドウが開きますので、「次を含むクエリ」の状態のまま、あなたが調べたい単一キーワードまたは複合キーワードを入力し『適用』をクリックします。
そうすると、あなたが調べたいキーワードで検索されているあなたのブログ記事の「合計クリック数」「合計表示回数」「平均 CTR」「平均掲載順位」が、表示されます。
それぞれの項目をクリックすると、下にグラフで反映して表示されます。
『クエリ』をクリックすると(クリックしなくてもデフォルトでクエリが表示された状態ですが)、画面下にあなたが調べたいキーワードを含む他の派生キーワードや複合キーワードが一覧表示され、さらに、それぞれのキーワードごとの「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」が表示されます。
さらに『ページ』をクリックすると、それらの検索キーワードで検索されている記事ページの URL が表示されます。
これにより、あなたが狙ったキーワードで、どの記事・ページがインデックスされているのかが分かります。
以上、ブログの検索順位&アクセスアップ対策として、ブログのアクセス数を底上げしてくれる記事の洗い出し方法を2つ(アクセス UP が見込めるキーワードでインデックスされている記事のリサーチ方法、アクセス UP が見込める記事からリライトするキーワードをリサーチする方法)と、アクセスアップさせたい記事のキーワードの抽出方法を2つ(アクセスアップさせたい記事が検索されているクエリを洗い出す方法、狙ったキーワードのインデックスリサーチ方法)をお伝えしました。
ブログ記事のリサーチ方法に関しては、以下の記事でも具体的に解説していますにで、ぜひご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】無料で簡単!ブログのキーワードの検索順位を調べる2つの方法
【参照】Google Search Console で記事の検索キーワード(クエリ)を調べる3つの方法
解析を通し洗い出すポイントまとめ!リライトでパワーアップ!
- 集客導線となる記事・ページとそのキーワード
- さらなるアクセスアップが見込める看板記事・ページとそのキーワード
- 狙ったっキーワードでのインデックスの有無とその記事・ページ
これらは全て、リライトでさらにパワーアップさせることができます!
ここまでのワークで上記のポイントを洗い出すことができました!
ここからは、これらの記事を狙ったキーワードで検索上位に表示させるためのリライトを行っていきます。
ここからは、これらの記事を狙ったキーワードで検索上位に表示させるためのリライトを行っていきます。
リライトに関しては次回のレポートで具体的に解説します。
【参照】検索順位を上げ継続的アクセスを集めるブログ記事リライトテクニック
内部リンクとアンカーリンクでブログ内の回遊率向上対策
ブログ集客「仕組み化」の3つのポイント
③ ブログ内の回遊率向上対策
ブログは運営していくにつれてカテゴリー内の記事が増えていきますが、記事ごとにつながりがなく、独立した状態になってしまうケースがしばしば起こります。
そうなると、読者にブログ内を回遊してもらえなくなったり、用意してある関連記事の存在に気付いてもらえなくなったりしてしまうのです。
そのような状態を打開するために、関連記事同士をお互いの記事内で内部リンクを使って紐づけする工程が必要となります。
内部リンクを施すことは、「関連記事」として、「○○に関しては、こちらの B 記事で解説していますので併せてご参照ください」と、関連記事へすぐにアクセスできるようにし、読者がブログ内で必要とする情報を簡単に取得できるようにしてあげることが狙いです。
また、この工程を踏むことで、記事が独立してしまうという事態を防ぐことができますので、くまなくブログ内で回遊してもらいやすくなります。
ワンポイントアドバイス
- 『内部リンク』
ブログ内の A 記事に B 記事のリンクを設置してアクセス可能にする一連の工程を指します。 - 『アンカーリンク』
ブログ内 A 記事に B 記事内の特定の箇所(例えば見出しが3つあったら、そのうちの2つ目の見出し)へのリンクを設置し、クリックをすると、記事の最初ではなく指定をした見出しへジャンプし、その見出し箇所から読み進められるようにすることを言います。
カテゴリーごとに記事を整理し、足りない情報(記事)がないか、チェックをしましょう。
新たなネタ発掘のきっかけにもなりますので、ぜひこの2つのリンクは意識して行って下さい。
なお、内部リンクのクリック数の測定に関しては、以下の記事で解説していますので、ぜひご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】Googleタグマネジャーで内部リンクのクリック数を測定する方法
今回のまとめと次回予告
今回の解説では、ブログ集客の「仕組み化」に不可欠な3つの解析ポイントをお伝えしました。
- コンバージョン測定結果から、集客導線を把握する
- アクセスアップが見込める記事の洗い出し(アクセスアップ対策)
- ブログ内回遊率向上対策
以上、3つのポイントについて、一つひとつ解説しましたが、もしかしたら、複雑に感じる部分もあったかもしれません。
一気に全てを理解しようとすると、混乱してしまうかもしれませんが、決して難しことではありませんので、一つずつ落とし込んでいただければと思います。
ぜひ何度も学びと実践を繰り返しながら、歩みを進めて下さい。
継続することで、必ず段々と腑に落ちるようになっていきます。
さて次回は、上述しました通り、検索順位を上げ見込み客から継続的にアクセスを集める、ブログ記事のリライトテクニックをお伝えします。
ブログ記事のリライトを正しく実行すれば、検索順位を上昇させ、アクセス数やお問い合わせ件数を増やすことは十分に可能ですので、しっかりと記事のメンテナンスを行っていきましょう。
⇒ 検索順位を上げ継続的アクセスを集めるブログ記事リライトテクニック
頑張っていきましょう!
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当記事は以下のレポートの1ページを抜粋したものです。
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