検索順位を上げ継続的アクセスを集めるブログ記事リライトテクニック
ブログ集客を行う上で新規記事のリリースはもちろん大切ですが、実はそれ以上にもっと大切なことがあります。
それは、記事の「リライト」、つまりメンテナンスです。
結論からお伝えすると、ブログ記事のリライトを正しく実行すれば、検索順位を上昇させ、アクセス数やお問い合わせ件数を増やすことは十分に可能です。
今回は、検索順位を上げ見込み客から継続的にアクセスを集める、ブログ記事のリライトテクニックをお伝えします。
目次
- 1 検索順位を上げ継続的アクセスを集めるブログ記事リライトテクニック 解説動画
- 2 ブログは記事公開後のリライトが命!リライトのポイントとキーワードのリサーチ方法
- 2.1 記事内容のキーワードを的確に押さえ選定できているか?
- 2.2 ユーザーに検索してもらいたいキーワードがタイトルに盛り込まれているか?
- 2.3 ユーザーから検索されたいキーワードに対し記事が的確に回答できているか?
- 2.4 記事冒頭文で端的に答えとなる結論を述べているか?
- 2.5 記事内に作成している見出しタグは適切に使えているか?
- 2.6 見出しをざっと流し読みしただけで記事の概要が把握できるか?
- 2.7 検索者が知りたいことを知りたい順番で記事が書かれているか?
- 2.8 記事に書かれた情報は古くないか?最新の情報か?
- 2.9 参照サイトはリンク切れがあったり古くなったりしていないか?
- 2.10 記事が中途半端だったり情報が不足していたりしないか?
- 2.11 ユーザーが求めている情報以外の余計な情報はないか?
- 2.12 専門用語ではなく分かりやすい言葉で丁寧に解説されているか?
- 2.13 無機質な文字ばかりではなく、画像や動画も適切に使えているか?
- 2.14 同じような内容の重複した記事は他にないか?
- 2.15 あなた独自のオリジナリティは出せているか?
- 2.16 あなたの体験や意見をまとめて書いてあるか?
- 2.17 リライトが完了したら、いち早く Google に通知しよう!
- 3 今回のまとめと次回予告
検索順位を上げ継続的アクセスを集めるブログ記事リライトテクニック 解説動画
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学習効果を最大限生かすためにも、ダウンロードして、プリントアウトし、動画を視聴しつつ、メモを控えながら学習されることをオススメします。
ブログは記事公開後のリライトが命!リライトのポイントとキーワードのリサーチ方法
僕が当レポートで冒頭から一貫して「ブログは作って終わりではない」とお話ししていたのは、実は、記事のメンテナンスである「リライト」こそが非常に重要であるということが根底にあったからなんです。
ブログ記事はリリースしてからが本当の勝負であり、インデックスされたらアクセスが集められる絶好のチャンスなのです。
一部で、他人の記事を自分の言葉に置き換えて記事にすることをリライトだと思われている方もいらっしゃいますが、それはただのコピーコンテンツであり、読者には必要とされていません。
リライトについて調べてみたところ、「Google のペナルティ対象になり、検索順位が落とされてしまった」という意見があったかと思えば「リライトを施したことで検索順位が上がりアクセスが増えた」という意見もあって、真っ二つに分かれており、正直なところ、リライトを施すことが検索順位に影響するのかしないのか、結局のところ分かりませんでした。
となれば、実際に自分で検証してみるしかありません。
すると、リライトを施したことで検索順位が下がった記事は1本もなく、現状維持が1割、残りの9割の記事は検索順位が上昇したのです。
この結果からもお分かりの通り、Google をはじめとする検索エンジンのコンセプトを汲んだ上でリライトを施せば、SEO 効果は、ほぼ確実に表れると言っても過言ではないでしょう。
では、ブログ記事にリライトを施す際のポイントについて説明します。
まずは次の手順を押さえて下さい。
- リライト対象記事を選定する。
- 対象記事のインデックスの有無と検索キーワードをチェックする。
Google の「コンバージョン測定した記事」「アクセスアップ対象記事」の選定を行う。 - 検索キーワードでライバルサイトをチェックする。
- リサーチ結果をもとに「リライトで記事の精読率を高める17のポイント」(当記事下記で解説)を実施する。
- Google に更新を通知する。
1 と 2 に関しては前回解説を行いました。
【参照】集客導線・アクセスアップ・回遊率!ブログ集客組み化の3ポイント!
ですので、ここからは、3 以降の手順について解説をしていきます。
まず、記事のリライトをする上で最も大切なことは「そのキーワードで上位に掲載されているライバルサイトのリサーチ」です。
そのリサーチで最も大切なのは、情報の網羅性ではなく「そのキーワードで検索をするユーザーは結局何を知りたくて検索をしているのか?」という “意図” を把握すること、そしてその意図に正しく答える(応える)ことです。
これらは、情報を網羅することでまかなえるケースもあるのですが、専門家が読むと「この情報の内容は正確ではないな」という場合も事実あるのです。
そんな事態を回避するために、これからあなたに「リライトで記事の精読率を高める17のポイント」をお伝えします。
ここで示すポイントと照らし合わせ、「本当のところ読者はどう考えているのだろう?」「どんな心理状態でこの記事を読んでいるのだろうか?」と、読者目線で進めてみて下さい。
Google が発表している検索エンジンで上位にランクされる条件として、次の3つが掲げられています。
- 被リンク(第1位)
- コンテンツの質(第2位)
- ランクブレイン(第3位)
これらはそれぞれ、
- 被リンク:他人から「この記事(コンテンツ)は優良だ!」という証に、あなたのブログの URL を掲載・紹介してもらうことで得られる信用・評価
- コンテンツの質:検索ユーザーが求めていること(検索意図)を把握し、可能な限り分かりやすく伝え、ユーザーの要求を満たすこと
- ランクブレイン:Google の AI が判断する検索結果の傾向
といった意味を有しています。
さて、ここでちょっと考えてみましょう。
被リンクは他者(他社)からの評価なので、こちらで操作することはできません。
コンテンツの質は非常に重要なのですが、検索されるという特質を的確に把握できていなければ、たとえ読んで役に立つ記事であったとしても、必ずしも検索上位に掲載されるとは限りません。
そして、ランクブレインですが、検索の世界を攻略するためには、キーワードで上位に上がる傾向のあるコンテンツの質や癖を知っておく必要があります。
ただし、これだけでは検索ユーザーの検索意図と合致するとは言いきれず、キュレーションメディアのように情報をテクニカルに網羅しただけになってしまいます。
つまり、これらを整理すると、検索で上位に掲載される傾向(ランクブレイン)を把握した上で、いかに検索者に寄り添えるかというバランス感覚が超重要になってくるわけです。
では、そのバランスをとるためには一体どのようにしたら良いのでしょうか?
その部分を、この先でお伝えする「リライトで記事の精読率を高める17のポイント」でチェックするにあたり、これからお伝えする方法でキーワードのリサーチを行って下さい。
まず、検索で上位に掲載されたいキーワードで検索をして、最低でも上位5位、できれば10位までは、ランクインされた記事に目を通して下さい。
そして、それから5~10本の記事に共通する情報を見つけ出します。
こうして抽出された共通事項こそが、読者が求めている答えであり、検索される記事にリライトされるためのネタとなります。
実は検索上位に掲載されない一番の原因は、ほとんどがこの部分に問題があります。
修正方法として、より分かりやすく解釈を加える、画像をオリジナルのものに差し替える、不足している情報を追記する、最新の情報に変更する等を施して、さらに記事のクオリティを高めます。
重要なのは、そのブログ記事を読んで、読者の悩みが、なぜ、どのように解決できるのか、端的にアピールできることです。
そして、それから5~10本の記事に共通する情報を見つけ出します。
こうして抽出された共通事項こそが、読者が求めている答えであり、検索される記事にリライトされるためのネタとなります。
その上で、自分が書いた記事と同じ内容か違うものかをチェックし、自分の記事に不足している点や誤った解釈をしている箇所を修正します。
実は検索上位に掲載されない一番の原因は、ほとんどがこの部分に問題があります。
修正方法として、より分かりやすく解釈を加える、画像をオリジナルのものに差し替える、不足している情報を追記する、最新の情報に変更する等を施して、さらに記事のクオリティを高めます。
最後に、タイトルに共通するキーワードを書き出し、自分の記事のタイトルとどう違うのかを調べて修正します。
重要なのは、そのブログ記事を読んで、読者の悩みが、なぜ、どのように解決できるのか、端的にアピールできることです。
注意点として、リライトをする際、更新前の情報は必ず保存(= バックアップ)して下さい。
パソコンに備わっている「メモ帳」などに変更点とともに分かるように保存しておくと良いですね。
なぜこのような手間のかかることをするのかというと、万が一検索順位が落ちてしまった場合、元に戻すことで順位を回復させることができるからです(理論上は)。
一気にリライトをかける場合は、エクセルシート等で、いつ、どの記事をどのようにリライトしたのかが把握できるようにしておくことをオススメします。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、ひとたびルーティンワークにしてしまえば、すぐに慣れます。
では、記事の精読率を高めるためのリライトのポイントについて、以下で説明を進めていきます。
記事内容のキーワードを的確に押さえ選定できているか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
① 記事内容のキーワードを的確に押さえ選定できているか?記事を見直す上でまず大切なのは、なんと言っても「キーワード」が的確に押さえられて選定できているかどうかです。
キーワードを的確に押さえずに漫然と書かれているブログにはアクセスは集まりません。
なぜなら、検索ユーザーはキーワードを使って明確な目的をもって検索をしているからです。
リライトをする際にはまず、記事のキーワードを明確にし「あなたの記事がどんなキーワードで検索されるために書かれたのか」という部分をはっきりと思い返した上で、ユーザーの目的の回答になっているのかどうかを今一度確認して下さい。
ユーザーに検索してもらいたいキーワードがタイトルに盛り込まれているか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
② ユーザーに検索してもらいたいキーワードがタイトルに盛り込まれているか?次に、「あなたが検索してもらいたいと狙ったキーワードが、タイトルに適切に盛り込まれているか」を確認して下さい。
検索ユーザーは、検索をした結果、表示された画面にある記事群から、タイトルを見てその記事を読み進めるかどうかを判断します。
例えば、あなたのブログ記事に、渋谷駅近くのタピオカ屋の特集をした記事があったとします。
検索ユーザーの多くは『渋谷 駅近 タピオカ』などのキーワードで検索をするかと思います。
この時、検索をした結果、表示された画面にある記事タイトルにも、これらのキーワードが盛り込まれていないと、ユーザーはその記事が自分の目的のものかどうか判別がつかなかったり、興味を惹かれなかったりします。
タイトル設定の参考までに、実際にその検索キーワードで検索をしてみると、どのようなタイトルを付けた記事が検索上位に表示されているのか分かりますので、リサーチをしてキーワードの盛り込み方を真似てみると良いでしょう。
ユーザーから検索されたいキーワードに対し記事が的確に回答できているか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
③ ユーザーから検索されたいキーワードに対し記事が的確に回答できているか?次に、「ユーザーから検索されるキーワードに対して的確に回答できる記事になっているか」を確認して下さい。
なぜなら、ユーザーがそのキーワードを使って検索を行うのは、そのキーワードに対する的確な回答を求めているからです。
例えば、以下に示したようなリライトを行っているような場合は、いくらキーワードを狙って記事を書いたとしても、検索上位に掲載されることはまずないでしょう。
検索ユーザーが求めていることを要約したものがキーワードです!
Google に対し「このキーワードで検索されるようにして下さい」と申請をするものではないので注意しましょう!
Google に対し「このキーワードで検索されるようにして下さい」と申請をするものではないので注意しましょう!
上記のような例は本当によく見受けられるのですが、実際に検索をしてリサーチをしてみると、そのキーワードの検索結果と自身の記事の中身が大きく異なることが分かるはずです。
正しいリライト記事に書き換えるポイント
【間違い例1の場合】
記事の中身が「ブログ記事の書き方」であれば、『ブログ 記事 書き方』等のキーワードで検索する人をターゲットにしなければならない。
『WordPress ブログ』で検索する人をターゲットにするのであれば、実際にそのキーワードで検索してみて、上位10記事程度をリサーチし、検索に対する回答をまとめて記事にする。
【間違い例2の場合】
記事の中身が「腰痛の原因」について言及しているのであれば、「腰痛の原因」を知りたい人をターゲットにしなければならない。
『○○駅 整骨院』で検索する人をターゲットにするのであれば、実際にそのキーワードで検索してみて、上位10記事程度をリサーチし、検索に対する回答をまとめて記事にする。
【間違い例3の場合】
ママ友は「子連れでランチができる場所」を知りたいのであり、オシャレかどうかは二の次。
つまり、ママ友たちと子連れでランチが食べられる新宿近辺(駅近だとなお良い)のお店の情報を記事にすることが大切。
新宿のオシャレなカフェを記事にするのであれば、『新宿 カフェ オシャレ』等で検索してみて、上位10記事程度をリサーチし、まとめて記事にする。
このように、実際に答えを知った上で改めて自身の記事を読み返してみると、「確かに元の記事のままでは検索されないよな…」と思われたのではないでしょうか?
このようにキーワードと記事の内容にズレが確認できた場合は、2通りのリライト方法があります。
- キーワードに合わせた記事内容に修正をする
つまり、キーワードに記事内容を寄せるわけです。 - 記事内容に合わせたキーワードを再度選定し、タイトルに盛り込む
つまり、記事内容にあったキーワードに寄せるわけです。
要は、キーワードに合わせるか、記事の中身に寄っていくかの違いですが、いずれにせよ、「ズレ」を修正するポイントですから、そこを意識してリライトを施していきましょう。
記事冒頭文で端的に答えとなる結論を述べているか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
④ 記事冒頭文で端的に答えとなる結論を述べているか?検索画面に表示された記事群の中から、あなたの記事タイトルに惹かれてあなたのブログを訪問してきた検索ユーザーがまず目にする(読む)のは、記事の冒頭文です。
なぜなら、検索ユーザーは、記事を読み進める前に「この記事は、自分が欲しかった回答を得るために、時間を割いて読むべき価値があるのか?」と考えるからです。
ですので、記事の冒頭部分では、検索ユーザーの求めているであろう情報をまとめて、端的に結論を述べるようにして下さい。
それと同時に、「他者(他社)の記事にはないコンセプト(あなただけの切り口)を記述する」という方法を加えるのも効果がありますのでオススメです。
情報自体は似たり寄ったりなので、このコンセプトひとつで、他者(他社)の記事と大きく差別化ができるのです。
例えば、あなたが実際に検証してみたことなどをまとめると、それは他にはないあなただけの記事になります。
それと同時に、冒頭部分の記事の概要は『検索結果に表示される記事の概要部分』に適用されるケースも非常に多いのです。
検索結果画面には、似たような記事タイトルばかりが並ぶことが多いこですから、この記事の概要箇所を読んで、その記事を訪問するかどうか判断する検索ユーザーも多く存在していますので、ここはぜひ力を入れて書いてほしいと思います。
記事冒頭部分の文章を「リード文」と言うのですが、このリード文、大きく分けて4つの属性に向けた書き方があります。
それに関して、以下で詳しく手順を解説していますので、あなたの記事の読者の属性に最適な文章を書くよう心掛けてみて下さい(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】集客できるブログのリード文の書き方と押える5つのポイントと構成例
記事内に作成している見出しタグは適切に使えているか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑤ 記事内に作成している見出しタグは適切に使えているか?次に、「あなたが記事内に作成している見出しタグは適切に使えているのか」ということを確認して下さい。
この見出しタグについて勘違いをなさっている方がいらっしゃいますが、見出しタグというのは、ユーザーが記事を読みやすくするために文字を強調する装飾機能ではありません。
もちろんユーザーにとっては、そのような効果も見込めるかもしれませんが、あくまでも見出しタグとは、読者及び検索エンジンそれぞれに、「あなたのブログの記事構成を的確に伝える」ために用いる技術を指します。
そのため、特に SEO に大きく影響する大切な要素なのです。
その見出しタグですが、原則的に『h2』を使用するようにして下さい。
さらに小見出しを付ける場合は『h3』以降を使用していくようにして記事を構成していきましょう。
たまに見出しタグに『h2』ではなく『h1』を使用されている方を見受けますが、『h1』はタイトルで一度使っていますので、本文中では使用しないようにして下さい。
SEO のために記事の構成を伝える役割として見出しタグを使用することを考えると、『h1』はタイトルで一度使用するべきであるということがご理解いただけるかと思います。
これに関しては、以下のサイトが非常に分かりやすい解説をしていますので、ぜひご参照ください。
見出しタグに関しては以下の図を参考にして、見出しを使い分けて下さい。
〈第5章〉でお伝えしたように、見出しだけで、記事内で読者が解決したいことが網羅されているかどうかが分かるようにしましょう。
見出しをざっと流し読みしただけで記事の概要が把握できるか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑥ 見出しをざっと流し読みしただけで記事の概要が把握できるか?ほとんどの検索ユーザーは、ブログに訪問したあと、じっくりと記事を読み込む前にざっとまず流し読みをして、自分の求めている情報がどこにあるのかをまず先に把握しようとする傾向が非常に強くあります。
そう、読者はせっかちなんです。
これは、実際に自分に置き換えてみてもそうではないでしょうか?
僕はもれなくその典型的な人間です。
日頃からネット検索のヘビーユーザーで、記事を読む時、まずは流し読みをして目的の情報を真っ先に探し出します。
僕ほどではないにせよ、訪問後すぐに記事をじっくり読み始める方はなかなかいません。
あなたのブログに訪れた検索ユーザーも同じことを行うということです。
ここで重要になるのが、実は「見出し」なのです。
先ほどは、検索エンジン対策として SEO の観点から見出しの重要性をお伝えしましたが、見出しは読者がざっと流し読みをする時に、自然と目に飛び込んでくるので、「お!ここにこんな情報があるぞ!」と拾ってもらいやすくなるという点でも重要な要素になります。
ですので、見出しでは検索ユーザーが欲しい(であろう)情報の要点を、キーワードを織り交ぜながら、必ず記述するということを心掛けるようにして下さい。
検索者が知りたいことを知りたい順番で記事が書かれているか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑦ 検索者が知りたいことを知りたい順番で記事が書かれているか?次に、「検索ユーザーが知りたいことを知りたい順番で記事が書かれているか」を確認して下さい。
いくら濃い記事内容だったとしても、検索ユーザーは自分の知りたいことを知りたい順番で情報を得ることができないと大きなストレスを抱えてしまいます。
例えば、料理の記事があったとします。
その料理の記事が、いきなり最初から煮たり焼いたり蒸したりするところから始まったらどうでしょう?
きっと読者は混乱して、その記事から即座に離脱してしまうことでしょう。
料理の記事であれば、具材を紹介したり、調味料の種類や量を紹介したり、仕込み方を紹介したり…下準備がきっちり整ってから調理方法へと移っていくはずです。
ちょっと極端なたとえになりましたが、特定のキーワードで検索してくるユーザーというのは、得てして、答えを知る「順番」も知りたいと思っているものです。
この順番に関しても大切な部分ですので、念頭において、きっちりと整理して記述し、記事の上から順番に実践していくことで、問題や悩みが解決するように記事を作成していくようにして下さい。
記事に書かれた情報は古くないか?最新の情報か?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑧ 記事に書かれた情報は古くないか?最新の情報か?世の中の情報というものは、ジャンルにもよるでしょうが、たいていは、半年~1年も経過すれば古くなってしまいます。
特に、文明の発達著しい現代においては、トレンドで移り変わりの激しいジャンルや、アプリやツールなどの解説記事であれば、定期的な情報のアップデートが必要なケースが多いのではないでしょうか?
例えば、コミュニケーションツールの Facebook 1つとってみても、半年と経たずに、レイアウトや仕様の変更が頻繁に行われています。
検索エンジン内にある情報は、一度公開されたらアップデートされずそのままの以前の状態であるものが数多く存在しています。
特に、あなたがリサーチを行った際に、検索上位に掲載されているサイトやブログの情報がアップデートされておらず、古い情報のままであったならば、それは絶好のチャンスだと言えます。
あなたが、自身のブログ記事を最新の情報にアップデートして更新すれば、一気に上位表示される可能性が高まるからです。
なお、あなたのブログ記事を最新の情報にアップデートし更新した際には、記事の冒頭で「○月○日、記事を最新に更新しました!」といった旨の通知を掲載すると、より読者への信頼性が高まりますのでオススメです。
参照サイトはリンク切れがあったり古くなったりしていないか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑨ 参照サイトはリンク切れがあったり古くなったりしていないか?あなたのブログ記事から、何らかの理由で外部サイトへリンクを送っているような場合、気が付くと、そのリンク先のサイトが削除されていたり、引っ越しされていたりして、リンクが切れていることがあります。
そのように、参照サイトとしてリンクを送っていた参照元のサイトの情報が、すでに削除されていたり古くなっているような場合は、その参照元の情報を最新の情報が掲載された別サイトや別記事へのリンクに貼り替えるようにして下さい。
また、あなたのブログ内の記事への内部リンクでも、削除していることを忘れていたり、リライトした際にリンクが変わっていたりして、リンクが切れていることがあります。
あなたのブログ記事に掲載した内部リンクにリンク切れがあるような場合は、以下の記事を参考にして解決して下さい(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力してください)。
URL の変更があった場合、「転送設定」を行いましょう。
【参照】WordPress での記事の削除手順と URL の転送(リダイレクト)設定の方法
URL の削除があった場合、Google に申請を出すことができます。
【参照】Google Search Console でインデックスされているURLを削除する方法
あなたのブログ記事に貼ったリンク先にリンク切れがないかを確認するためには、「Broken Link Checker」というプラグインを使ってチェックすることができます。
詳しくは以下で解説していますので、併せてご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】WordPress のリンク切れチェック・防止プラグイン Broken Link Checker の使い方
記事が中途半端だったり情報が不足していたりしないか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑩ 記事が中途半端だったり情報が不足していたりしないか?あなたのブログ記事に情報が不足している場合としては、いくつかのケースが考えられます。
例えば、最新の情報についてまだ記事化していないようなケースがあるでしょう。
これは、時間の経過によって現在の情報が古くなった時に起こり得ます。
また、実際にライバルの記事を検索してリサーチしてみると、ライバルの記事に比べて、あなたのブログ記事の情報は不足しているようなケースもあるかもしれません。
とすれば、ライバルチェックも定期的に行う必要があります。
重要なことは、「検索ユーザーの欲しい情報として十分なのか?的確なのか?」ということです。
特定のキーワードで検索をしているユーザーは、その回答を求めています。
答えとして的を得たものであるか、きっちり要件を満たしているかに着目し、見直しをかけて下さい。
ユーザーが求めている情報以外の余計な情報はないか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑪ ユーザーが求めている情報以外の余計な情報はないか?記事のボリュームを気にするがあまり、余計な情報を増やしているサイトをよく見受けます。
しかしながら、情報は多ければ良いというわけではありません。
ユーザーから求められている答え以上の情報、ユーザーが知りたい情報以外は、原則不要です。
それでも、自分に知識があるがため、それを伝えたいばかりに、回答とは逸れた余計な情報を添えて記事にしてしまう場合があります。
しかし、検索ユーザーはあくまで、自身の問題や悩みに対する解決策を知りたいだけであって、それ以上のものは求めていないのです。
先ほども述べましたが、検索ユーザーはせっかちです。
いち早く自分の求める情報をキャッチしたいと考えています。
ですので、極力余計な情報は盛り込まないようにしましょう。
それであれば、ユーザーが本当に求めている情報をどこよりも丁寧に、どこよりも詳しく記述することに労力をかけた方が、ユーザーに喜ばれます。
それでもなお、あなたにどうしても伝えたい情報があるような場合は、あとがきや、記事のまとめ部分で関連記事として紹介をするといった方法もありますので、そのようにして対応すると良いですね。
本文とは切り分けて記述するようにしましょう。
専門用語ではなく分かりやすい言葉で丁寧に解説されているか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑫ 専門用語ではなく分かりやすい言葉で丁寧に解説されているか?これは専門家であればあるほど多く見受けられる傾向です。
一般的に、悩んで問題を解決したくて検索をしているユーザーは、分からないから検索を行っています。
つまり、専門的な知識がないから検索という行為をするわけです。
ですので、ユーザーは「言葉の専門性よりもいかに自分にとって分かりやすいか」ということを重要視します。
意味が分からなくて検索を行っているわけですので、極力かみ砕いた言葉を使って説明するように心掛けて下さい。
それでも、前後の文章の流れから、どうしても専門用語を使わないといけないような場合もあるでしょう。
そのような場合は、注釈をつけて、その専門用語がどのような意味なのかを記事内で必ずフォローアップして記述してあげて下さい。
「言葉の意味が分からない」「情報を理解できない」
そのような理由で、せっかく訪問してくれたユーザーが、あなたのブログ記事から離脱してしまうようなことだけは、絶対に避けなければなりません。
無機質な文字ばかりではなく、画像や動画も適切に使えているか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑬ 無機質な文字ばかりではなく、画像や動画も適切に使えているか?リライトに必要なポイントは、なにも文章ばかりではありません。
「画像や動画は適切に使えているか」という部分もしっかりと確認しましょう。
ブログは読み物ではありますが、画像や動画を使うことで、より分かりやすくなり、伝わりやすくなります。
ユーザーの気持ちを惹きつける効果もありますので、あなたのブログ内の滞在時間を伸ばす効果もあり、これは SEO 的にも有効です。
一見、文章だけの無機質な記事でも、そこに画像や動画を添えることで、温かみが備わりますので、印象も良くなります。
さらに、人物イラストと吹き出しを用いて、実際に語りかけているような印象を与えたり、囲いボックスを用いて、要点をまとめてあげたりするとさらに効果的です。
特に日本人は、漫画文化の浸透で、漫画や絵に慣れ親しんでいるユーザーが多いこともあり、そのような工夫を凝らすと「分かりやすい!」と喜ばれるケースが多いとも言われています。
あなたのブログ記事の中身の理解度をより上げるためにも、効果的な画像を加えたり、場合によっては動画も活用したりして、文章だけの記事になってしまわないように、ぜひアクセントをつけてみて下さい。
なお、使用画像に迷っておられる場合には、以下の記事を参考に、ご活用なさってみて下さい(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】全て無料!商用利用可能な写真素材や画像素材24選まとめ
【参照】迷ったらここ!ブログや SNS 用の無料アバター作成サイトまとめ
同じような内容の重複した記事は他にないか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑭ 同じような内容の重複した記事は他にないか?「同じような内容の重複した記事は他にないか」ということを今一度確認してみて下さい。
ブログの運営期間が長くなってくると当然ながら記事もどんどん増えていきます。
そうなると、知らず知らずのうちに、実は中身が一緒だったり、似通っていたりと、重複した記事が出てきてしまうケースが起こり得ます。
同一サイト内に重複した記事が存在しているのは、SEO 的によろしくないとされており、Google での評価を落としてしまう原因になります。
そうなると、あなたのブログ記事の検索順位も落とされてしまいかねないのです。
ですので、重複した記事が存在しているような場合は、記事をどちらかに統合し(検索順位が高い記事の方に統合すると良いですね)、削る方の記事を Google に申請をして削除してもらうようにしましょう。
【参照】Google Search Console でインデックスされている URL を削除する方法
(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)
また、同時に、削除する方の記事がインデックスされているような場合は、統合先の記事に URL を転送されるように設定をしておきましょう。
【参照】WordPress での記事の削除手順と URL の転送(リダイレクト)設定の方法
(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)
稀に、同じ記事をベースにして新規に記事を公開する方がいらっしゃいますが、「伝えたいことや目的が同じ」であれば、新規での記事更新は行わずに、既存の記事をリライトするようにした方がベターです。
あなた独自のオリジナリティは出せているか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑮ あなた独自のオリジナリティは出せているか?次は「オリジナリティが出せているか」、つまり独自性のチェックです。
ネット内にある情報というのは、どれも似たり寄ったりですので、そこであなたも同じような記事を量産していても、当然ながらライバルたちとの差別化は図れません。
だからといって、先ほども述べましたが、ユーザーが必要としている情報ではない余計な情報を無理やりに盛り込んだりしても、ユーザーにとってはストレスになるだけです。
そこで重要になるのがあなただけのオリジナリティ、独自性です。
例えば、小難しい解説を対話形式で分かりやすくする工夫を凝らしてみたり、あなたオリジナルの画像を使ってみたり…それだけでも十分に差別化はできます。
あるいは、あなたもその記事の情報の経験者であれば、あなたの経験談を記事にまとめてみたり、あなたが感じたことを口コミ風にまとめてみたりすると、まぎれもないあなただけの記事が完成します。
なお、ブログ上でのあなたの「キャラ」や「立ち位置」をあらかじめ定めて、その視点から記事を書いていくと、ファンがつきやすくなりますので、ピンときたらぜひお試し下さい。
あなたの体験や意見をまとめて書いてあるか?
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑯ あなたの体験や意見をまとめて書いてあるか?これは上記と被りますが、「あなたの体験や意見をまとめて書いてあるか」ということをチェックして下さい。
もちろんブログのジャンルにもよりますが、ただ単に情報が羅列されているだけの記事では、その他のサイトの情報となんら変わりがなく「あなたのブログ」から読む価値を感じてもらえません。
「あなたのブログ記事だから」という理由づけとして最も効果的なのは、「あなたの体験や意見を記事にまとめて掲載すること」です。
例えば、「私が実際に検証を行った結果はこうでした」とか「こんな意見もありますが、私が実際に体験してみて思うのはこうです」といったイメージです。
一部主観も含まれてしまいますが、このようなところからあなたのオリジナリティが生まれていくわけです。
また、そのような記事自体も喜ばれます。
世の中で口コミサイトが人気なのが同じ理屈です。
未経験の人にとってみると経験者の意見というのは非常に重宝されるのです。
このような独自性を出していくことで
「この人の意見に賛成だな!」
「この人の解説はホント分かりやすい!」
といった風に、ユーザーからの信用を得られるようになり、その過程を経ることで見込み客へとつながっていくのです。
あたなたがブログからの集客を目指されるのであれば、この「誰が記事を執筆しているのか」という部分を強く押し出していくことが肝になります。
リライトが完了したら、いち早く Google に通知しよう!
リライトで記事の精読率を高める17のポイント
⑰ リライトが完了したら、いち早く Google に通知しよう!最後です。
記事のリライトが完了してしまったら、いち早く Google に通知しましょう。
こちらから Google に、いち早く通知を行うことで、リライトして更新したあなたの記事を Google がすぐにピックアップし、最新の情報を認識してくれます。
Google への通知方法は以下の記事をご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】Google Search Console でインデックス登録をリクエストする方法と手順
今回のまとめと次回予告
ブログの魅力の一つは、何度でもやり直せるところです。
継続こそが、ブログ集客をカタチにする唯一の王道なのです。
記事のリライトを継続的に行っていけば、後からでも検索順位は十分に上げることができます。
ですので、リライト前の段階で検索順位を必要以上に気にしなくても全く問題ありません。
時間の経過とともに検索順位の変動幅は徐々に落ち着いていきます。
繰り返しますが、まずは3ヶ月程度、様子を見ていきましょう。
記事のリライトに関しては、以下の記事でもさらに具体的なことをお伝えしていますので、ぜひ併せてご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】ブログ記事のリライトで検索順位を上げる18のやり方とコツ
次回は、正しい戦略で数をこなし、質の高い記事(コンテンツ)を世の中に届けることこそが、Google を攻略する最短ルートだということを具体的な理由を含めて解説します。
本質を理解すれば、Google のアップデートに怯えることは一切なくなるはずです。
1周目の PDCA を経た2周目以降からの PDCA で、集客の精度を高められるようになります。
⇒ 2周目以降のPDCAでリライトに注力し良質記事を!集客力がUPする!
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