読者ファーストで読まれる集客ブログ記事構成を!テンプレート伝授!
前回の最後にもお伝えしましたが、書き方ひとつで、ブログの精読率を上げ価値を感じてもらえる記事を作り出すことができます。
当然、様々な手法があるのですが、言わんとしていることは全て共通しています。
もしブログがなかなか読まれないとお悩みであれば、その読まれない理由は、往々にして記事の構成にあります。
読まれる記事構成のテンプレートというものが存在するのです。
目次
- 1 読者ファーストで読まれる集客ブログ記事構成を!テンプレート伝授!解説動画
- 2 オススメする記事の構成と作る順番
- 2.1 読まれるブログ記事の構成要素 その1 記事のテーマは何か?キーワードと仮タイトルを決める
- 2.2 読まれるブログ記事の構成要素 その2 ターゲット(見込み客)はどんな人なのか具体化し絞り込む
- 2.3 読まれるブログ記事の構成要素 その3 あなたの記事がターゲット(見込み客)に刺さるよう裏付けリサーチを行う
- 2.4 読まれるブログ記事の構成要素 その4 記事冒頭でターゲット(見込み客)に向けた2要素をもれなく書く
- 2.5 読まれるブログ記事の構成要素 その5 記事のまとめを作る
- 2.6 読まれるブログ記事の構成要素 その6 記事の要点を見出しにする
- 2.7 読まれるブログ記事の構成要素 その7 記事の中身は〈4つのポイント〉を押さえて肉付けする
- 2.8 読まれるブログ記事の構成要素 その8 全体を読み直して違和感がないか統一感を出す
- 2.9 読まれるブログ記事の構成要素 その9 必要に応じ画像の追加・文字強調・内部リンク等を調整する
- 3 今回のまとめと次回予告
読者ファーストで読まれる集客ブログ記事構成を!テンプレート伝授!解説動画
スライドで使用したレジュメを コチラ からもダウンロードできます。
学習効果を最大限生かすためにも、ダウンロードして、プリントアウトし、動画を視聴しつつ、メモを控えながら学習されることをオススメします。
オススメする記事の構成と作る順番
まずは、以下の図をご覧ください。
「読まれる記事の構成」です。
読まれる記事の構成
(A)~(E)がオススメする記事の構成と作る順番です。
この手順に従えば、骨組みから作れるので、空き時間に少しずつ記事を書く方でも「どこに何を書こうか…」と迷わなくなります。
この手順に従えば、骨組みから作れるので、空き時間に少しずつ記事を書く方でも「どこに何を書こうか…」と迷わなくなります。
タイトルから入り、冒頭で読み進めるか判断し、見出しで概要が確認でき、最後に記事がまとめられている、という流れになります。
そしてこの(A)~(E)の記号が、推奨する作業の順番です。
驚かれるかもしれませんが、実は記事の中身は最後の最後に書きます。
なぜこの順番かというと、記事の中身から書き始めてしまうと、話しが途中でブレてしまい、本当に伝えるべきだったテーマがまとまらなくなってしまいやすいからです。
- 全体を読んでみて、何を言いたいブログなのかが分からない
- パッと見ただけで記事の概要が分からない
- 結局何をすれば解決できるのかが分からない
という「意味不明ブログ」。
これらは全て、記事の組み立て方に問題があります。
裏を返せば、そこさえクリアできれば、驚くほど価値のある記事にすることができるわけです。
では、具体的に〈読まれる記事の構成〉に備えるべき9つの要素をそれぞれ順を追って解説していきます。
効果の実証されたテンプレートも用意してますので、併せてご参照ください。
読まれるブログ記事の構成要素 その1
記事のテーマは何か?キーワードと仮タイトルを決める
読まれる記事の構成要素
① 記事のテーマは何か? キーワードと仮タイトルを決めよう!まずは、「何をテーマに記事を書くのか?」からスタートします。
『自分が書きたいこと・伝えたいこと(テーマ)・記事のゴール(オチ)』を最初の段階で決めておかないと、「アレもコレも」とブレが生じ、まとまりのない記事になってしまいます。
ですので、必ずこれは最初に取り組んで下さい。
ザックリで構いませんので、自分が記事にしたいことを、以下のポイントを参考に要約しましょう。
- 書きたいこと・伝えたいことのリストアップをする
- 記事を読むと読者はどうなるのか(ゴール)を設定する
- 記事を要約するキーワードは何になるか候補のリストアップをする
- 特に書きたいことを要約するキーワードを2~3個に絞り込み、仮タイトルを作る
読まれる記事タイトルの作り方
このように、まずは記事にする内容について仮でタイトルを作ることで、「こんな内容の記事ができる!」とイメージが具体化しやすくなります。
タイトルは最終的に調整しますので、この時点では仮で思いつく候補をリストアップしてみるといいですよ。
失敗例として、「記事の中身とタイトルがかみ合っていない」ブログ記事を多く見受けます。
例えば、見込み客に読まれる記事の解説をしている記事なのに、「ブログは楽しい」とタイトルをつけてしまっている…等です。
あるいは、「今日思ったこと」「あなたに伝えたい私の思い」…などといった具合に、「これは誰も読む気にならないだろう」というタイトルをつけているケースも多く散見されます。
タイトルは、「読者が知りたい情報がここにあることを伝えるメッセージである」ということを念頭において決定して下さい。
これは、検索という観点からも理に叶った方法です。
検索者は自分の悩みの解決方法や知りたいことについて、ネット上で回答やヒントを探しています。
まずは「検索者が求めている情報がここにあるということを、キーワードを含めたタイトル(仮で OK です)で伝えられているか?」を意識して下さい。
なぜ「仮タイトル」で良いのかというと、実は、読まれない記事は著者の思い込みで書かれていて、ターゲット(見込み客)の求めている情報とズレてしまっているケースがよくあるからです。
そこで、仮でつけたタイトルの裏付けを取るために、次のステップに進めます。
読まれるブログ記事の構成要素 その2
ターゲット(見込み客)はどんな人なのか具体化し絞り込む
読まれる記事の構成要素
② ターゲット(見込み客)はどんな人なのか具体化し絞り込もう!次に、あなたが記事にしようとしているテーマは、一体どんなことで悩んでいる方をターゲット(見込み客)にしているのかを考察します。
ブログ記事は、ターゲット(見込み客)が絞り込めないと読まれません。
ターゲット(見込み客)設定が曖昧だと、せっかくあなたのブログを読者が訪れて、実際いくつかの記事を読んだところで、「このブログは何を伝えたいのかよく分からないし、自分には役に立たないかも…」と離れていってしまいかねません。
そこで、あなたがブログで想定しているターゲット(見込み客)が知りたい情報、あるいは、悩みはどんなことなのかをひと通りリストアップします。
リストアップができたら、次に「ターゲット(見込み客)はどうなりたくて読んでいるのか」「ハッピーになるためにはどのような解決策があるのか」を予測し、仮で構いませんので書き出してみましょう。
悩みの数は、具体的に絞り込みます。
必要以上に悩みを拾うと話が広がりすぎてしまいかねません。
「この記事は○○で悩んで△△になりたい人に向けて書いています」
そう言い切れるくらいに絞って下さい。
以下のフォーマットを使ってリストアップすると便利です。
ターゲット(見込み客)を絞り込もう
記事のターゲット(見込み客)はとにかく絞り込んで下さい。
精読率が上がることはもちろん、その後のサービス訴求時に反応率が高まります。
精読率が上がることはもちろん、その後のサービス訴求時に反応率が高まります。
加えて、絞り込むことで、記事のテーマが明確になるので、記事が書きやすくなりますよ!
読まれるブログ記事の構成要素 その3
あなたの記事がターゲット(見込み客)に刺さるよう裏付けリサーチを行う
読まれる記事の構成要素
③ あなたの記事がターゲット(見込み客)に刺さるよう、裏付けリサーチを行おう!次に、① で考えたあなたが書きたいテーマ は、② で考えたターゲット(見込み客) の悩みを解決できるのかを考え、紐づけます。
たとえ、あなたの記事が濃い内容だったとしても、ターゲット(見込み客)がズレてしまえば、共鳴を得ることはできません。
『あなたの記事 = 読者の悩み解決』なのかどうかをマッチさせます。
まずは、以下のフォーマットを参考に、① で決めた記事のテーマと、② で考えたターゲット(見込み客)の悩みをリストアップします。
記事のテーマとターゲット(見込み客)を紐づけよう
あなたの書きたいことと、想定している読者の悩み(ニーズ)がマッチしているかどうかをチェックしましょう!
書きたいことだけが独り歩きしないように、誰に届ける記事なのかを意識して下さい。
このように、「あなたが記事を通して提供できることが、果たしてターゲット(見込み客)が悩みを解決するために欲している情報になるのか?」を図で比較して整理します。
そして、あなたの記事のゴールがターゲット(見込み客)のゴールと一致すれば、ターゲット(見込み客)に刺さる「読まれる記事」になるわけです。
もし、ここで矛盾が生じてしまった場合は、
- ターゲット(見込み客)を再度選定し直す
- あなたがターゲット(見込み客)に寄ったテーマにする
以上どちらかを行って、合致するようにして下さい。
慣れてしまえば、ここまでの流れはすぐにできるようになります。
次に、改めて記事を要約するキーワード候補を、① のワークでリストアップしたものをもとに選定し直します。
キーワード候補はこの時点でも予測で構いません。
ここまできたら、次にリサーチを行います。
このステップでリストアップしたキーワード候補で実際に検索をしてみましょう。
リサーチで行うことは次の通りです。
1)最低でも TOP10 の記事を読み、検索者の意図(そのキーワードを通して検索者が知りたいことは何なのか)を汲み取ります。
具体的には、「あなたが意図しているキーワードで検索をしてくる読者は果たしてあなたのターゲット(見込み客)になるのか?」ということの裏付けを取るのです。
検索結果で掲載されている記事のメインテーマがあなたの書こうと思っている記事内容と異なる、あるいは、ズレている場合、そのキーワードは適切ではないということになります。
その場合は、別のキーワードの組合せで検索を行い、合致するまで繰り返します。
2)キーワードとターゲット(見込み客)の組み合わせが合致したら、最低でも TOP10 を精読し、共通する内容は何なのか、その共通事項は自分の記事で取り扱うべき内容か否かを精査します。
ここでの考え方は、「検索上位に表示されている記事に共通することは、ターゲット(見込み客)が求めている答え・情報である場合が多い」ということです。
つまり、検索上位に表示されたいなら、すでに上位表示されている内容を押さえた上で、さらに質を高めた記事を書く必要があるというわけです。
補足として、「検索上位に表示されている記事に共通することは、ターゲット(見込み客)が求めている答え・情報である場合が多い」とあえて述べたのは、必ずしもそうとは限らないケースもあるからです。
・・・。
このような言い方をすると、少し分かりにくくなってしまうかもしれませんが、しかしながら、あくまで検索エンジンに評価されている情報がベースであるということは理解しておきましょう。
ここで情報が不足してしまうと、検索エンジンに「検索者にとって情報が不足している」という判断を下されてしまいます。
ただし、明らかにガセであったり、情報として古いものは除外して下さい。
また、〈第四章〉のリサーチも行い、記事についてさらに詳しく加えられることをプラスしましょう。
【参照】読まれるブログ記事?予測とリサーチで三大要素を!見込み客を絞り込め!
【参照】3つのポイントを押さえブログで見込み客を引き寄せるリサーチ術
【参照】リサーチメディアの特性を知りライバルを圧倒するブログ集客記事を!
以下を参考にリストアップしてみると良いですね。
全記事に共通する事項 |
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全部ではないが、複数の記事で共通する事項 |
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リサーチの結果から加えられる事項 |
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あなたが専門家の立場として書ける事項(検証・体験談等) |
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リストは、数が多ければもっと増やしても OK です。
記事に盛り込むコンテンツを整理しよう
これらの要素をそろえることで、類似した網羅記事ではなく、あなただからこそ書けるオリジナルの記事となるのです。
読まれるブログ記事の構成要素 その4
記事冒頭でターゲット(見込み客)に向けた2要素をもれなく書く
読まれる記事の構成要素
④ 記事冒頭でターゲット(見込み客)に向けた2要素をもれなく書こう!次に、記事の冒頭の文章を作ります。
読者は、タイトルを見て「お!この記事は自分が探していた情報だ!」と思い、記事にアクセスをしてくれます。
記事にアクセスをした後に、まず読者が読むのはズバリ『冒頭の文章』です。
なぜなら、「この記事は本当に自分の探していた情報なのか?」「どこにその情報があるのか?」を確認してから先を読み進めるかどうかを判断するからです。
冒頭で、この先でお伝えする要素が分かりにくかったり、もしくは、足りなかったりすると、即座に離脱されてしまいます。
あなたも経験があると思いますが、「結論は何なの?よく分からないな…」と思ったら、すぐにページを閉じてしまいませんか?
ですので、冒頭の文章で「この記事はまさにあなたが欲している情報ですよ!」ということが伝わる文章にしましょう。
盛り込む要素は、次の2つです。
1)改めてターゲット(見込み客)の悩みや欲している情報を提示する
2)この記事を読むことで 1)が解決できる旨を伝える
③ のステップ でリサーチをした際に「この伝え方は分かりやすいな」というものがあれば、構成に取り入れるのも手ですね。
また、冒頭文章の書き方ですが、大きく分けて2パターンあります。
1)サクッと結論を先に示してすぐに本題に入る記事パターン
2)前説明を入れてから本題につなげる記事パターン
1)は主として、ノウハウや「今すぐ結論を知りたい」という読者向けのキーワードと記事の場合に活用します。
例えば、「GoogleAnalyticsの設定方法を知りたい!」という読者向けに、Aという問い(検索)に対して、Bという回答が明確に決まっていて、なおかつ、そのトピックにしか興味がない場合などです。
対して、2)は「じっくりと読みたい」という読者向けのキーワードと記事の場合に活用します。
例えば、「集客のためにブログを始めようと検討しているが、メリットとデメリットをしっかり把握してから判断したい」といったケースが該当します。
検索上位に掲載されるには、情報の網羅性は確かに大切です。
とはいえ、そもそもキーワードごとに緊急性が異なりますので、必ずしも長文になれば検索性が高まるというわけではありません。
これは、記事の冒頭についても同様です。
そもそも、今すぐ知りたい・解決したいという方に対して、前置きは必要ないのです。
例えば、「○○駅のトイレはどこ?駅に到着したらすぐに駆け込みたい!」という方にとっては、検索した際に、その駅の歴史やお店情報などが表示されても、そんなことはどうでもよくて(というか、むしろ邪魔でしかなくて)、端的にトイレの場所だけを教えてあげれば良いわけです。
このように、検索者の緊急度、その後のアクションをセットで考えて構成すると、検索者に伝わりやすい記事としてアクセスも集まるようになります。
冒頭のリード文の構成
読者は、冒頭の文章で読み進めるかどうかを判断します。
また、冒頭部分は検索結果で表示されるディスクリプションとして利用されるケースが多い箇所です。
特に、最初の 120 文字は記事の概要を凝縮して伝えるようにして下さい。
記事冒頭のリード文に関して、以下の記事でさらに具体的な解説をしています。
ぜひご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】集客できるブログのリード文の書き方と押える5つのポイントと構成例
読まれるブログ記事の構成要素 その5
記事のまとめを作る
読まれる記事の構成要素
⑤ 記事のまとめを作ろう!次に、記事のまとめを作ります。
記事が上手くまとまらなかったりブレてしまうのは、「記事が何をもって終わるのか?」となるまとめ部分が決まっていないことが原因にあります。
スタートとなる冒頭部分とゴールとなるまとめが決まっていれば、最後になぜか全然違う話になってしまう…というミスマッチの防止につながります。
また、冒頭部分とまとめ部分の整合性を持たせることで、記事の中身が散ってしまうのを防ぐことができます。
まとめでは、改めて記事の要約・押さえるべきポイントをリストアップするなどしても読者に親切で喜ばれます。
読まれるブログ記事の構成要素 その6
記事の要点を見出しにする
読まれる記事の構成要素
⑥ 記事の要点を見出しにしよう!次に、記事の見出しを作ります。
見出しは記事で取り扱う内容を要点としてリストアップしたものを順番に並べます。
ただし、要点はただ並べれば良いというわけではありません。
読者が知りたい順に並べて下さい。
そのために、リサーチをする段階で、おおよそ読者が何をどういった順番で知りたいと思っているのか、きちんと把握しておくようにしましょう。
以下のフォーマットを利用すると、整理しやすいです。
記事の要点を見出し化する
最終的には、この図の青に色分けされた部分だけで
- そのキーワードで求めている情報があるのか
- 精読することで悩みや問題は解決するのか
この2点が読者にも分かるようにしましょう!
最初、読者はここしか見ません!
読者は、初見では流し読みをすることが非常に多いため、このメインとなり目立つ要素がパッと見えて分かれば「お!ここ気になるぞ!」と精読してくれるようになります。
WordPress の場合は、自動で見出しを目次化してくれる便利なプラグインがあります。
そのプラグインを使えば、冒頭部分で記事構成がひと目で分かるので、記事の概要を伝えやすくなります。
加えて、目次項目は各見出しへとリンクされていますので、一瞬で見出しの記事の位置まで移動でき、気になる見出しから読み進めてもらえるようになるので、長い記事にはうってつけです。
このプラグインの詳細は、以下のページをご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】WordPress で目次を自動生成するプラグイン Table of Contents Plus の使い方
読まれるブログ記事の構成要素 その7
記事の中身は〈4つのポイント〉を押さえて肉付けする
読まれる記事の構成要素
⑦ 記事の中身は〈4つのポイント〉を押さえて肉付けをしよう!ここまでできれば、【タイトル ⇒ 冒頭部分 ⇒ 見出し ⇒ まとめ】の流れがひと通り完成しますので、記事がブレることはなくなります。
一貫性があり、かなり読み進めやすい記事構成が構築できているはずです。
しかし、記事の中身は、ただ書けば良いわけではありません。
なぜなら、しっかりとポイントを押さえないと、ここでもまた精読されず、離脱されてしまう原因を作ってしまうからです。
そこで、読まれる記事にするための4つの肉付けポイントについて解説します。
言葉は可能な限り噛み砕く
専門用語は極力避けましょう。
どうしても使わなくてはいけない場合は注釈を入れると良いですね。
常に訪問者は悩みや問題を解決したくて調べているのだということを忘れないで下さい。
途中で「この記事は分かりにくい!」あるいは「この意味は何だろう?」となると、他のサイトへ離脱してしまい、再び戻ってくることはないかもしれません。
例えば、「ブログで集客できるようになりたいけどどうやったらいいのだろう?」と検索している方に対して、「SEO対策が~」「ディスクリプションが~」などと言ったところで、何を言っているのかチンプンカンプンですよね?
こうした場合は「ブログで集客をするためには、検索エンジンからアクセスが集まるようにすることが有効で、検索エンジンであなたのブログを検索結果に表示させるために SEO対策 と呼ばれる検索上位表示対策を行う必要があります」といった具合に、1つひとつ噛み砕いて説明すると、理解してもらいやすくなります。
上記の説明でも、もしかしたら「検索エンジン」や「上位表示」の意味が分からない方もいらっしゃるかもしれませんので、そこまで噛み砕いて説明しあげても良いかもしれませんね。
重要な部分は目立たせる
文字の強調やマーカーを活用して、視覚的に「あ!ここ大切なんだな」と認識させます。
あわせて、適度な行間を挟んで読みやすくなるような工夫もあると良いでしょう。
他のブログやニュースサイトを見て「この行間読みやすいな」と思ったものがあれば、積極的に取り入れてみて下さい。
画像でイメージを喚起する
ポイント2 と同じく、より分かりやすくすることが狙いです。
特に解説系はマストです。
例えば、テキスト記事を読んだけれども、よく分からなくてあなたのサイトに訪れた人に、同様にテキストベースで記事を見せても「やっぱりよく分からない」となってしまいます。
そうならないよう、画像や図表を使ってできるだけイメージしやすくするというわけです。
画像は文字ばかりになりがちな記事の中のブレイクポイントにもなります。
特にブログの場合はニュースサイトと異なり、「視覚的にも分かりやすく伝える」ことが読者に受け入れられやすい傾向があります。
使用画像は以下の2つの記事でもご紹介していますので、使うものが決まっていない場合は、ぜひ併せてご活用ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】迷ったらここ!ブログや SNS 用の無料アバター作成サイトまとめ
【参照】全て無料!商用利用可能な写真素材や画像素材24選まとめ
裏付けデータを活用する
今の時代、フェイクニュースも多く存在するため、読者は「これって本当なのかな?」と疑う傾向があります。
この情報を信じていいという根拠がないと、精読してもらえませんし、集客にもつながりにくくなってしまいます。
そうならないよう、「この情報は裏の取れている確かな情報ですよ!」ということを、引用元のリンク先情報とともに伝え、信頼して読み進めてもらうようにしましょう。
引用の際は、引用した記事の引用ではなく、大元の一次データにして下さい。
また、可能な限り許可は取り付けておきましょう。
「無断で使用された!」とトラブルにならないよう、許諾を得ておいたほうが無難です。
読まれるブログ記事の構成要素 その8
全体を読み直して違和感がないか統一感を出す
読まれる記事の構成要素
⑧ 全体を読み直して違和感がないか、統一感を出そう!肉付けがひと通りできたら、タイトルから通しで読んでみましょう。
チェックするポイントは
- 冒頭で検索者が求めている情報がその記事にあることを端的に述べているか?
- 精読することで読者がどうなるのかを明記してあるか?
- 話が脱線していないか?
- 冒頭からまとめまでを読み、『読者の悩み』が解決できているか?
- 文章の構成は読みにくくないか?
- 文字装飾や画像を使ってもっと分かりやすくできないか?
以上6点です。
これらをチェックして気付いたところを修正していきましょう。
この時にタイトルや冒頭文章、見出しやまとめも必要だと思う場合は修正して下さい。
忘れないでほしいことは、あなたの記事の情報を必要とする読者目線(しかも予備知識ゼロ前提)でチェックするということです。
この視点だけは常に心掛けるようにして下さい。
読まれるブログ記事の構成要素 その9
必要に応じ画像の追加・文字強調・内部リンク等を調整する
読まれる記事の構成要素
⑨ 必要に応じ画像の追加・文字強調・内部リンク等を調整しよう!最後に改めて読み返し「読みにくくないか?」「分かりやすいか?」をチェックします。
チェックに当たっては、パソコンとスマホ両方で読み返すようにしましょう。
なぜなら、それぞれサイズもデザインも異なるため、パソコンでは問題なく表示されていても、スマホでは崩れてしまう場合があるからです。
記事公開前にあらかじめ、あなた以外の誰かから下書きを確認してもらうというのも一手でしょう。
WordPress の場合、「Public Post Preview」というプラグインを使うことで、管理画面にログインしなくても、専用 URL から下書きを読めるようになります。
あなた自身が、公開前の記事を、スマホなどの端末から閲覧して、スマホユーザーへの見栄えを確認する際などにもご活用いただけます。
以下の記事で紹介・解説していますのでぜひご活用ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】WordPress で下書き記事を他人に見せられるプラグイン Public Post Preview
もしどなたかに添削をしてもらえるような環境があれば、一度チェックしてもらうと良いですね。
ここまできたら「公開!」と行きたい気持ちも分かりますが、僕は、ひと晩おいて翌日に改めて読み直してみることをオススメします。
なぜなら、記事を書いている本人は何度も読み返しているので、だんだんと違和感が薄れてしまっているからです。
たとえ誤字脱字があっても、脳内で勝手に間違いを正解としてインプットした状態で理解してしまっていることが、本当に!本当に!!本当に!!!よくあるのです。
ですので、間を置いて、他人の記事を初見のつもりで読むイメージで、改めて読む機会を設けることが必要だなと、個人的には感じています。
以上の過程を経て問題がなければいよいよ記事を公開します。
公開をしたら、検索エンジンにいち早くインデックスされるように、Google に忘れずに更新の通知を送りましょう。
Google への更新の通知方法は、以下の記事をご参照ください(パスワードを求められた場合は、半角数字で【4649】と入力して下さい)。
【参照】Google Search Console でインデックス登録をリクエストする方法と手順
以上、記事を公開するまでの手順と流れ、さらに読まれるブログ記事の構成要素をお伝えしてきましたが、正直「ここまでやるのか…」と思われたかもしれません。
ですが、厳しい話ですが、楽してどうにかしようとした記事に、読者は時間を割いてはくれません。
逆の立場だったら、絶対に読まないと思います。
ただし、です!!!
あなたがしっかりと作り込んだ記事は、継続してアクセスを集めてくれる記事になります。
数年前に公開したような記事からでも、お問い合わせをいただくこともザラにあるのです。
読者の喜ぶ顔を思い浮かべながら、心を込めて記事を仕上げることが、後々あなたのブログの運命を左右することにつながるはずです。
なお、記事は公開したら終わりではなく、その後のメンテナンスも必要です。
なぜなら、情報が古くなった場合等、後から追記できる情報が増えてくるからです。
この辺りの詳細は〈第六章〉で解説します。
【参照】集客ブログの仕組み化に必要不可欠な2つのポイントとKPIの重要性
【参照】集客導線・アクセスアップ・回遊率!ブログ集客組み化の3ポイント!
【参照】検索順位を上げ継続的アクセスを集めるブログ記事リライトテクニック
【参照】2周目以降のPDCAでリライトに注力し良質記事を!集客力がUPする!
今回のまとめと次回予告
今回は、書き方ひとつでブログの精読率を上げ価値を感じてもらえる記事を作り出す手段としてご利用いただけるように、「読まれるブログ記事の構成要素」をテンプレート化してお届けし、それぞれの要素の具体的な解説を行いました。
あなたの集客を強化するために、大いにご活用いただければ嬉しく思います。
さて次回は、この〈第五章〉の締め括りとして、キーワードのタイプとそれにあった記事の書き方について解説します。
ズバリ、キーワードに見られる2つの傾向と反応しやすい記事の書き方です。
⇒ ブログ記事検索キーワード2つの傾向を掴み反応の取れる記事の書き方を!
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当記事は以下のレポートの1ページを抜粋したものです。
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